みなさんこんにちは
現役オンコロジー(抗がん剤)専門MRのゆってぃーよ。
MR経験が10年以上になり、MRの良い部分も悪い部分も一通り経験していたと思うわ。
今日は、そんな私だから言える、MRとして上手に生き抜くための心構えを教えてあげるわね。
仕事はロールプレイングゲームと考える
「優秀なMRになるためには」みたいな本に書いてあることだと思うけど、これは正しいと実感するわ。
これの意味としては第三者の目線になる事が大切って言う意味よ。
例えば、ドラクエをやっていて敵が強くで勇者が死んじゃっても、ゲームの世界の話だから痛くも痒くもないでしょ。
MRの仕事も同じなのよ。
例えば、今まで使われていた薬剤が急に使われなくなっても、別に死ぬわけじゃないでしょ。
また怖い先生に怒られたとしても、それでMR人生が終わるわけでなないので、第3者目線を持って受け流す事も大切って意味よ。
後はロールプレイングゲームはレベルが上がって行くと高い攻撃力が出せたりするわよね。
MRも一緒で、勉強して新たな提案が出来ると処方に結びつくし、新薬の採用経験などを積めば次の新薬発売の時にスムーズに出来たりするでしょ。
MRもこうやって経験を積んでレベルアップして行く事が重要だと思うわ。
仕事と割り切る事も重要
これはMRに限った事ではないけれども、社会って正しい事が必ずしも正解って訳じゃないでしょ。
意味がない事をしなきゃいけない事もあるわよね。
理解が出来ない出来事が起きるたびに、反論していたら組織からはじき出されるわよ。
意味のない会議、同じような書類の提出、病院で先生を3時間待って30秒の面会で終了なんて事は当たり前だから。
働かない、おっさんが年収1000万円もらっていたり、女性だからと言う理由で昇進していく勘違い女性MRなどなど。
理解出来ない事柄は日々、山のように降ってくるわよ。
その度に目くじらを立てていたら、疲れちゃうし、組織からはじかれてしまうわ。
いかなる理不尽な事がらが起きても仕事と割り切り、淡々と黙々と仕事をこなしていくMRが生き残っていくわ。
「本音と建て前」をしっかりと理解する。
最近の新卒MRを見ていると「本音と建て前」を理解せずに入社してしまって、現実が受け入れられなくて潰れていく姿をよく目にするわ。
もちろん医薬品は生命関連商品なので、嗜好品とは位置付けはかなり違うわ。
でもねMRって「薬屋の営業」って側面が強いのが現実。
これを理解せずに「患者さんを救うために」と言う建て前だけを夢見て入社すると、販売実績が低くて会社から追求されたりした時に潰れてしまうわ。
販売実績が高い事が必ずしも「患者さんを救う事」にはならないでしょ。
会社によっては、ガイドラインにも載っていないような薬剤を扱っていたり、明らかに他剤の方が良い薬なのが分かっていても売らないといけない事が多々あるわ。
そのようなパッとしない薬剤を扱っているMRは売り上げが悪い事が「患者さんを救う事」になっているかもしれないもんね。
売り上げが悪いって事は他の良い薬が選択されているんだから、患者さんは救われているわよね。
まとめ
最近の新卒MRを見ていると理想と現実のギャップにショックを受けて潰れていく姿をよく見るわ。
ロールプレイングゲームの主人公になった気持ちで一歩引いて物事を見る事も大切よ。
後は社会なんて理不尽な事の繰り返しなんだから、そこに疑問を持つ事もご法度よ。
仕事と割り切り、こなしていく方が賢いし、それをやっていると「組織感覚力に優れている」なんて良い評価をもらえるわ。