みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
MRのみなさんは現在、どのような施設を担当していますか?
MRのキャリアとして一般的なステップはこんな感じと思う。
開業医担当→基幹病院担当→大学病院担当
そこに競争の激しいエリアなどの市場性と担当製品の専門性が合わさってくる。
ちなみに私のキャリアはこんな感じだ。
地方開業医→都心開業医→都心基幹病院→地方国立病院→都心基幹病院→都心大学病院
個人的にはMRとしてのキャリアは、専門領域で競争の激しい都会のど真ん中で大学やがんセンターなどの専門メガ病院を担当する事が最高峰だと感じている。
競争が激しいエリアの専門病院担当して成果を残したMRが管理職に就いたり本社に異動するケースが一般的には多い。
この辺の事はMRのみなさんであれば周りを見て感じている事ではないでしょうか。
今日は、MRの担当施設についての考え方について解説していきます。
担当施設のステップは確かにあるけど担当施設で実力が決まるわけではない。
一般的には担当施設のステップは存在すると思う。
しかし大学病院担当MRは全員、優秀な訳ではない。
MRの世界は一般サラリーマン社会と同様に出世、キャリアアップが実力と関係ない要因で進む事が往々としてある。
なので上司へのごますり、運・タイミング、年功序列これらの事柄で大学病院を担当しているMRも存在する。
実際、私の会社にも結構ヒドい大学担当者も存在する。
大学担当者としてエリア波及の視点が全くない。
教授に折衝出来ず完全に御用聞きになっている。
勉強をしないから専門医に相手にされない。
こんな、おじさんMRが重要大学病院担当していますよ。
確かに一般的なステップはあるがMRは担当施設でなく仕事ぶりで評価するべきである。
至極、当たり前の事。
こんな事を記事にするまでもないと自分でも思っている。
担当施設で実力が決まるわけではない。
その中で担当施設によって優遇があるのが転職市場での価値だ。
転職経験のある人ならお分かりだろうが、2〜3回の面接で表面上の会話をしただけでは、人間の本質やMRとしての実力を正確に判断するのには限界がある。
その時に過去どのような実績を出していたのか、どのような施設を担当していたのかは限られた情報で判断する中では重要なポイントになる。
ちなみに過去、このようなメールをもらった事がある。
「オンコロジーMRだからって生活習慣病MRを見下すな!」
決して生活習慣病MRを私が見下しているわけではない。
逆にコミニュケーションスキル、アクティビティから考えれば生活習慣病MRの方が求められるスキルは高いとも思っている。
私が見下しているのではなく、転職市場がそのような評価をしているという事。
また過去の製薬会社のリストラを鑑みても、生活習慣病MRをターゲットにしたリストラは多かった。
MRはどのようにキャリアを積んでステップアップしていくか考える話のまとめ
MRのステップアップには担当施設と市場性、専門性が合わさって決まる事が多い。
しかしながら決して大学病院担当MRが優秀だとは限らない。
それはポンコツ所長ちゃんを見ても感じると思うが、昇進・ステップアップが実力以外の要因で進む事が多いからだ。
なので、ヤバい大学担当MRも多く存在する。
その中で、転職市場やリストラの対象には担当施設、担当領域は確かなアドバンテージになる事も事実だ。