みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
中途半端に年収が高い人を対象に児童手当支給が対象外になる事が決まったらしい。
少し前に配偶者控除が改悪されましたね。
年収1120万円を超えると配偶者控除額が段階的に減額され1220万円を超えると配偶者控除は0になる。
配偶者が主婦業を懸命にしてくれても控除に値しないという改悪。
そして今回は児童手当が改悪されると発表された。
子育て世代のサポートが無くなっていけば益々、少子化に拍車が掛かるような気もする。
今回の児童手当廃止にしても小金持ちを標的にすれば文句が余り出ないと考えたのかもしれない。
今日はこの事について書いていきます。
児童手当って何ですか?
児童手当は児童を養育している方に手当を支給することにより家庭における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会をになう児童の健全な育成及び資質の向上に資することを目的としている。(厚生労働省HPより)
実際の支給額はこちら。
この案内には注釈がり所得制限限度額以上の場合は、特例給付として月額一律5,000円を支給すると書いてある。
所得制限限度額は子供の人数によって異なるんだけど年収900万円前後くらいからは限度額以上の収入と判断されていまう。
なので私は子供が出来てからずっと5000円以上もらった事がない。
何で所得制限限度額以上の特例給付5,000円を廃止にするのか?
今回、児童手当法改定案が決定したと報道された。
予定では2022年10月より年収1,200万円以上の人は児童手当が廃止される。
もともと1,200万円以上の人達の児童手当は所得制限限度額以上とみなされていて5,000円しか支給されていなかったけど、その5,000円すら廃止する方針。
そこで浮いた財源を待機児童の解消に必要な費用に当てると発表している。
年収1200万円以上は廃止 児童手当で法案決定―政府(時事ドットコムHP)
子育てしやすい環境を整える為に、子育てに費やす税金を削減しても解決しないのではないかと感じてしまう。
まーあ、どんなに文句を言ったところで覆る事はないでしょう。
子供がいる年収1200万円以上MRは来年10月から手取りが5,000円減る。
年収1,200万円の人にとっての手取り5000円と考えれば額面上で1万円近いインパクトになる。
私は今のペースでいけば年収1200万円を超えるけど、額面で1万円下がると考えと結構悲しい。
年収1200万円以上は今後、児童手当対象外になるらしい。MRには厳しい世の中ですねのまとめ
この児童手当の起源を辿れば扶養者控除ですよね。
元々は年少扶養親族(16歳未満)に係る扶養控除(33万円)があったけど、それが廃止になり代わりに子供手当が出来た。
扶養控除が無くなり子供手当ができたけど、ともに所得制限がなかったので実質、変化は感じられなかった。
その度、子供手当が児童手当に変化して、そこで所得制限がひかれた。
一気に控除や手当を廃止したら国民が納得しないから、徐々に改悪して、中途半端な小金持ちを標的にすれば反論も少ないだろうという魂胆。
文句を言っても変わる事がないけど、頑張った人が報われる世の中であってほしいと思う。
だから、私は消費税増税に大賛成なんですね。
そこには差別がなく平等だから。
MRのような中途半端な小金持ちの人達にとっては、増税や控除対象外などの厳しい世の中になっている。
減った分はどこかで補い、今までと変わらない金銭的なQOLの高さは維持したい。