みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
私には数名、管理しているMRがいます。
私の評価体系は自分の成績と数名のMRの成績の総合評価になっています。
なので育成の為に、仕事をふったり、出来ていない箇所を指摘したり指導する事がある。
もちろん、完璧な人間などはいないから、誰かにリマインドされて気づくこともあるでしょう。
こちらのコーチングスキルも重要だけれども、どのような伝え方をしても、どんなに自分に非があっても指摘されると必ず反論するMRが存在する。
このようなMRを指導する時にはとても神経を使います。
今日はこの事について書いていきます。
大前提として指導する側はしっかりとしたコーチングスキルを身につける事は必要。
過去の記事にも書いたけれども「あの所長は怖い」と表現される所長はダメだと思う。
怖い所長に部下が合わせるのではなく、部下のスキルや状況に応じて所長が変化しなければならない。
この辺の事についてかコーチング研修の記事を確認して欲しい。
相手に成長して欲しいと願うのであれば、相手が最も受け入れやすい方法で伝える必要がある。
スキルが乏しいのであれば、手本を見せてあげる事から始めるのが良い。
自信が無いのであれば勇気づける言葉を掛ける事から始めれば良い。
その中で、何を言っても反論する面倒臭いMRを指導する時が1番厄介だ。
歯が浮くような枕詞を使って、その気にさせて動かす苦労
何かを指摘すると「あの先輩MRも出来ていないのに何で俺だけ言われるんですか」と反論するMR。
その先輩MRにも指導するけど、今はあなたの話をしています。
仕事をふっても「俺より給料高い人に依頼すれば良いじゃないですか」と納得しないMR。
あなたよりも給料高い人には別の仕事を依頼しているので、今はあなたへの依頼をしています。
こう言っても、納得しないんですよね。
このような開口1番に文句や反論をいうMRを指導する時は苦労する。
正面からアプローチすると文句が出る。
下手に出ると勘違いする。
なので、私は煽ててその気にさせる方法を取っている。
「これが出来るのはあなただけです」
「次の職位にステップアップする為に実績作りをしよう」
「あなたには他の人よりも期待が大きいです」
このような、おべんちゃらを並べて気持ち良くさせて、どうにかやらせる。
私の過去の経験だと文句ばっかり言うMRも、このような言葉を掛けてその気にさせると満足げにやり始める。
部下の性格に応じてアプローチ方法を変えるのは、上の役目であるが、面倒であるのは間違い無い。
「特に期待している」「ステップアップの機会」など言われるって事は何かあると勘ぐって良いと思う。
本当に期待をしていたら、こんなに煽て上げる必要がない。
このような枕詞を掛けて気持ち良くさせないと進まないと思われている可能性がある。
もし本当に期待されて、次のキャリアや職位にステップアップ出来るのであれば、具体的な期日や話を聞いた方が良い。
具体的な話が出て来なければ、文句を言われるから、このような枕詞を使われているのだと勘ぐっても良いと思う。
業務指示に対して、すぐに反論して文句を言う人は自分で思っているよりも周りはかなり神経をすり減らしている。
文句ばかりのMRに指導したり業務指示する時は色々気を使う話のまとめ
ずっとイヤイヤ期のように何につけても反論したり文句をいうMRがいる。
このようなMRを指導する時には気を使う。
出来ていない事を指摘しても、「あの人も出来ていない」と言う。
仕事をお願いしても「あの人の方が給料高いから、あの人に依頼すれば良い」と言う。
このような面倒臭いMRは、おべんちゃらを使って煽ってその気にさせてやってもらうしかない。
なので「あなたには期待しています」「次のステップを考えています」などと言ってどうにかやらせる。
「そんな事を言われても、私は期待してません」とか言いながらも、内心満足しているから、やってくれる。
ただ、本当に期待しているような人には、こんなおべんちゃらを使わずとも、普通に対応してくれるので、そこに大きな違いがある。
中間管理職には中間管理職の苦労がある。