みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
先日、友人MR(仮名:斉藤君)が、めでたく転職が決まって今の会社に退職届を出したんだって。
斉藤君は今まで開業医担当の生活習慣病MRだったけど、今度は専門領域MRへの転職が決まった。
エリアは東北で希望じゃないけど年収も少し上がり本人は大満足の転職になった。
そして退職届を出した時に上司にドン引きする事を言われて益々、転職の決意が固まったって言っていたから、今日はその話を紹介する。
退職届を出したら上司から「希望は何だ?」だって
辞めると伝えたら上司が来年度の昇格や希望勤務地を聞いてきたんだって。
どう思う?
会社が自分の事を必要としてくれて嬉しいと感じる?
斉藤君は一生懸命働いている時は勤務地や昇格は「そのうちな。」って軽くあしらわれていた。
働いている時は、自分のキャリアなんて全く取り合ってくれなかったのに、辞めると伝えたら、すぐにキャリアを提示してくる姿勢が嫌いって言ってた。
一生懸命働いて結果を残した時に次のキャリアプランを提示してくれたら嬉しいけど、辞めると伝えてから用意されても信用出来ないって言っていたわ。
退職理由を伝えたら「お前は大丈夫だ。」だって
斎藤君の転職理由はいくつかあった。
今の会社の製品ラインナップ、開発候補、領域に魅力がない。
それ以外に斉藤君の会社は外資系でPIP(業務改善プログラム)を乱発している。
斉藤君が上司に「PIPが乱発されていて退職者が多いのが嫌だ。」って伝えると上司はこう答えた。
「お前がPIPに入る事は無いから大丈夫だ。」
PIPに入らないなら良かったと安心するか?
上司が「お前はPIPに入らないから大丈夫だ。」って事はPIPに入ると大丈夫じゃない(ヤバい)って事でしょ。
PIPは育成プログラムでリストラプログラムじゃないのではないか?
会社が「PIPは育成プログラム」と言っているのにPIPに入るとヤバいって違くないか?
上司のこの一言で「PIPは間違いなくリストラプログラムだ。」と確信したんだって。
そして必ずしもパフォーマンスが悪いMRがPIPに入るわけでなく、上司の好き嫌いが大きく影響しているのも嫌だと言っていた。
例え自分がPIPに入らなくても仲間がPIPに入れられて苦しんでいる姿は見たくないんだって。
これについては強く同感するわ。
友達MRが会社に退職届けを提出した話のまとめ
会社に退職を伝えると手の平返しのように親身になる上司って信用出来ない。
退職を考えてもない時期には全く自分のキャリアなんて考えてくれなかったのにね。
そして、やっぱりPIPは思っている以上に身近にリストラの道具として使われている。
理想と現実をしっかりと見極める事が大切だ。
斉藤君、転職おめでとう。