みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
MRのみなさんはWeb面談のヒット率ってどれくらいですかね。
私は10人は実施出来るようになっています。
何人かの先生とは複数回実施も出来ている。
しかし全体で考えた時には、まだまだ少ない人数です。
そんな中、Web面談不可を言われていた先生とひょんな事からWeb面談をする事になって、なぜWeb面談が嫌なのか聞いてきました。
今日はその事について書いていきますね。
学会はカンファでWebシステムを使ったミーティングには慣れている。
Web面談が不可と言っている先生は大学病院に勤務しているのでカンファや学会でWebシステムを使う事が多いと言っていた。
ZOOM、WebEX、TEAMSなど複数のシステムを使いこなしている。
画像も綺麗でタイムラグなく話せる環境であることも理解している。
しかし、この先生はMRとWeb面談は一回もしていなかった。
今回、MRでは私が初めてとのこと。
そして今後も私も含めてMRとのWeb面談は基本的には実施しないとの事。
今回、私がWeb面談が出来た詳しい理由は書けないんだけど、先生から問い合わせをもらった案件についてメールでやりとりをしてたけど、何回かメールでやり取りする必要があって、それが手間も時間もかかるので仕方なしにWebでという事になった。
MRとのWeb面談不可と言っている医者の理由
接続する手間がないのは理解している。
Web面談に必要な部屋も医局内にはある。
それでもMRとのWeb面談は嫌と言っている理由はざっくりこんな感じ。
・MRとのWeb面談で顔を出すのが嫌
→カンファや学会などの場合は致し方ないけど、可能な限り顔を出したくない。
・接続時間に遅れてはならない強迫感
→通常の対面面談であれば少し待ってもらう事も出来るけど、接続時間が決まっているので遅れられないプレッシャーが嫌
・Web面談は話ずらい
→画面を介して会話をするのが話ずらい。表情も読み取りずらいし発言が被ったりするのが嫌
・録画されていそうで嫌
→製薬会社は面談画像を録画して分析していそうで嫌
もちろん、この先生の誤解な部分も多々ある。
しかしWeb面談を学会やカンファで何でも実施した上でMRとのWeb面談をしないと固く思っているので今後もその医師は変わらないと感じた。
病院の訪問規制継続中でWeb面談をしないならMRとどのようにコンタクトを取るのか?
この先生が勤務している大学病院は特段な理由がない限り訪問が禁止されている。
MRが訪問して面談する事出来ない。
Web面談もしない。
この状況で今後はどのようにMRとコンタクトを取るのか質問しました。
今までMRと面会してきた事を振り返ると面会するメリットがあるMRとそうでないMRに分類される。
なので今後はコンタクトを取るMRの人数を絞るとの事。
具体的にはセンスの良いMRとまずはメールで連絡を取る。
「センスの良いMR」ってどんなMRか質問した。
・空気が読める
・しつこくない
・役に立つ情報を提供してくれる
・知識がある
このようなMRが月に1回くらいメールをくれる分には極力、返信してコンタクトを取りたいとの事。
逆に下記のようなMRは今後、コンタクトを取る事は無くなると言っていた。
毎週のように意味のないメールを送りつけてくる。
Web面談を受け入れていないのにURLを送りつけてくる。
MRからの質問は多いが医者からの質問に答えられない。
強引な処方依頼をしてくる。
会う事を目的として中身の無い面談をする。
先生のところに来るMRで「センスが良いMR」と「センスの悪いMR」の比率は?と質問した。
センスが良いMR20%
センスが悪いMR30%
どちらでもないMR50%
このような回答であった。
どちらでもないMRの対応は今後しっかりと精査したいとの事。
MRとのWeb面談NGの医者とWeb面談をしてなぜNGなのか聞いてきた話のまとめ
Web面談を拒否する医者はWeb面談の便利さに気づいていないだけ。
もちろんそのケースは多々あると思う。
故に徐々にWeb面談の実施出来る医者が増えてきている。
しかし、それが全てではない。
Webシステムをしっかり使いこないしている医者でもMRとのWeb面談は不可と言っているケースもある。
このような医者に何度Web面談の依頼をしても結果は変わらない。
アプローチの方向転換が必要になる。
Web面談不可の医者にこの状況でMRとどのようにコンタクト取るか質問した。
今後はMRの選別をしてセンスの良いMR以外とはコンタクト取らないらしい。
今後も会ってもらえるようにセンスを磨こうと思う。