みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
6月に入ってからは既に30度を超える日も出てきましたね。
真夏のピークでは35度以上の日が続くと思うと今からゾッとします。
そんな中で、男性MRの皆さんは真夏のMR活動はどのような格好でしていますか?
長袖のワイシャツ&ジャケット?
半袖のワイシャツ&ジャケット?
半袖のワイシャツでノージャケット?
今日は、昔担当していた大学病院の超有名な教授と真夏に面会した時のエピソードを踏まえて紹介していきますね。
スーツは正しくは季節を問わず長袖ワイシャツにジャケット着用が必須
スーツ発祥の地は諸説あるけどイギリスと言われている。
イギリスにおいては半袖のワイシャツはフォーマルでは存在しない。
スーツ着用といえば当然、長袖のワイシャツにジャケット着用。
ワイシャツ自体が下着と考えられているのでジャケットを脱ぐ事もしない。
ちなみにワイシャツの下にTシャツを着ている日本人(私も・・・)が多いがこの考えも間違っている。
ワイシャツ自体が下着なので、下着の下にシャツを着るという考えが間違っている。
なのでインナー無しで長袖のワイシャツを着て、ジャケットは脱がないというのはスーツの正しい着こなし方なんだって。
この考えから言えば、35度を超える猛暑日であっても長袖ワイシャツとジャケットは着なければならない。
日本においてはクールビズという概念がだいぶ定着してきた。
現東京都知事の小池百合子さんが2005年当時、環境大臣だったときにクールビスという概念を提唱した。
ノーネクタイ、ノージャケットを推奨して、エアコンの設定を28度に設定して無駄な電力を使わず環境に優しい過ごし方をしようというもの。
当時、抵抗があった人や業界もこの15年間でだいぶ受け入れられてきたと思う。
病院によっては夏場のMR活動はクールビズ必須と設定して、ネクタイを外してから病院に入らなければならない施設も存在する。
ここまでの設定はなくとも、ノージャケットで半袖のワイシャツにネクタイ締めて訪問するMRも多いでしょう。
昔、真夏に大学の有名な教授にアポイントもらい初めて面会した時のエピソード
昔、担当していた時の大学病院での出来事です。
ある疾患においてめちゃくちゃ有名な教授に初めてアポイントをもらって訪問しました。
有名な教授と初めての面会だったので、当然ジャケット着用でフォーマル格好で訪問しました。
当日は35度を超えるような猛暑日。
当然、教授室はエアコンが入って快適ではあったけど、面会時間まで空調の効いていない蒸し暑い廊下で30分くらい待っていました。
初めての面会で緊張していたせいもあったし、廊下で待っている間にあまりの暑さで教授室に入っても汗が止まらなかった。
話を進めていくうちに教授が言った事。
「あなたを見ていると暑苦しい。ジャケットを着て汗ダラダラ垂らしながら話すMRと半袖ワイシャツで涼しい顔して話すMRだったら、後者のMRと面会したい。」と言われました。
正しくスーツを着るという考え自体は間違っていない。
しかし日本においてはクールビズという概念もある。
そして汗だくの自分を見て相手がどう感じるかも考える必要があると感じた出来事でした。
汗だくで書類に汗が付いてしまうような営業とは面会したいとは思わないだろうと感じた。
私は比較的、汗をかきやすい体質だと自覚している事もあり、この教授に「暑苦しい」と言われてからは6月〜9月末までは半袖ワイシャツにネクタイ、ジャケット無しスタイルでMR活動をしている。
営業職にとって1番大切なのはフォーマルを重んじるよりも衛生感だと思うから。
1番良いのは長袖のワイシャツにジャケットを着用して汗をかかずに涼しい顔して面会する事だと思うけど、汗をかくという生理現象はどうにもならない。
真夏のMR活動はジャケット着る?半袖ワイシャツはマナー違反?のまとめ
イギリスのマナーで考えれば、半袖ワイシャツもジャケット着ないのも間違った作法だと思う。
しかし日本にはありがたい事にクールビズという概念がある。
そして何よりもMRという営業職において、1番大切なのでフォーマル重んじるのではなく衛生感だと思う。
先生に「暑苦しい」と言われてからは私は自信を持って半袖ワイシャツにネクタイ締めてノージャケットで訪問している。
たまに病院で真夏にジャケット着ている汗臭いおっさんMRいるけど、私が医者ならそんな汚いMRとは絶対に面会したくない。