みなさんこんにちは。
現役オンコロジー(抗がん剤)専門MRのゆってぃーよ。
一部の外資系企業で積極的に行われているPIP=Performance Implovement Program (業務改善命令)に入ってしまうMRの特徴を今日は教えてあげるわ。
PIPに入ってしまえば自主退職するように追い込むか、転職が出来ない年齢のMRは人格と精神が崩壊していくっていうのが通常の流れね。
私は身近なところで7人このプログラムに入ってしまったMRがいるわ。
5人は転職していって、2人は抗うつ剤を飲みながら、その会社で続けているわ。
転職っていっても良い条件ではなくて後発品メーカーで年収半分になってしまった人とか様々よ。
共通している事は確かに仕事は出来ない。
確かにPIPに入るMRは仕事が出来ないわね。
Drに上手く薬剤を紹介出来なかったり、人間関係を築けないMRが多いわ。
遅刻をしてしまったり、社内資料の提出が期限内に出来なかったり、Drを怒らせたりするMRが本当に多い。
でもね、そんなMRが全員PIPに入るわけじゃないのよ。
あなたの周りにも仕事が全く出来ない管理職や上司っていない?
あなたの周りにも一人や二人、仕事が出来ないポンコツ管理職っていない?
そんな管理職はなぜPIPに入らずにキャリアアップしていけたと思う?
仕事が出来ないという共通点があるのにPIPに入らないMRの特徴は2点あるの
①言い訳が上手
→例えばDrと上手く会話が出来ずに、なぜ薬剤を使ってくれないのかが分からない販売実績が下がっている理由が分からないポンコツMRが会議で上司に追求されるとするでしょ。
PIPに入るMRって言い訳が出来ないから追求を正面から受け止めちゃうのよ。
追求されても「実績が下がっている理由は分かりません」「これからどうやっていけば良いかも分かりません」みたいな正直な回答をして結果、上司の逆鱗に触れてPIPに放り込まれるって感じよね。
逆にPIPに入らないで済むMRはこんな時にも、とっさに上手な言い訳やバレない嘘がつけるのよ。
追求された時に「実績が下がっている理由は投与していた患者さん2人がPD(治療効果がなくなった)になって治療が終了して、1例いた新規の患者さんは確認したら他剤の臨床試験に入ってしまった事が原因です」
「今後は来月アポイントを2件入っているので、そこで今まで使っていなかった併用治療の提案をしてみる予定です」みたいな事は全く確定していなくても自身満々に答える事が出来るMRは生きのびれるわね。
来月のアポイントなんて何にも決まっていなくても、その場では自身満々に言っちゃうのよ。
それで、後からアポをとって辻褄を合わせる。アポが取れなかったら、アポが延期になったと修正報告を社内でするなど柔軟性を持った対応をしている人は上手よね。
②絶対に逆らわない。上司にゴマをする。
PIPに入るMRって指摘されても「でも〜」「そう言われても〜」「それは無理です〜」みたいに受け入れないのよね。
後は追求が怖いから極力、会社の人と過ごす時間を減らして飲み会などもこない傾向が強いわ。
逆に PIPに入らないMRが絶対に逆らわないわよね。
会議など指摘をされても「アドバイスありがとうございます。とても勉強になります」って言っているわ。
後は何でもない日に上司を飲みに誘ったりゴマすりも上手。部下から飲みに誘ってもらえれば上司はほぼ間違いなく嬉しいものよね。
まとめ
PIPに入るか入らないかは紙一重だと思うのよ。
PIPに入れるのは上司だから上司の感情で左右されるよね。
確かにPIPに入る人は問題児MRだけと全員が入る訳じゃないの。
もしあなたが仕事が出来ないという自覚があるのなら
「とっさの言い訳でできるように日々鍛錬する」
「謙虚に受け入れ反論しない」
「上司にゴマをスリスリする」
「上司を飲みに誘う」
この辺をやっておく事をお勧めするわ。