みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
みなさんの上司はポンコツ?頭のキレる賢い人?
私も長年サラリーマンをしてきているので多くの上司の下で働いた経験があります。
その経験の中で、MRをしていくのであれば無能なポンコツ上司とキレッキレっで良くも悪くも賢い上司どちらが働きやすかったか書いていきますね。
今日はある程度MR経験を有していて一人前と評価されている30歳以上くらいのMRを想定して書いていきますね。
無能なポンコツ上司の下で働くMRの現状
無能なポンコツ上司の下で働くのが辛いですという相談を良くいただきます。
無能なポンコツ上司君がやりがちな事
①顧客を怒らせる。
②部下の手柄を自分のおかげと支店長に報告する。
③数字の悪さを部下のせいと支店長に報告する。
④方針に一貫性やロジックがないからすぐにブレブレになる。
⑤馬鹿だから自分が言ったことも、部下から報告された事も忘れてしまう。
⑥自分の保身しか考えておらず部下の育成などに興味がない。
⑦学術知識もないのに会議や同行でしゃしゃり出てくる。
上げていったらキリがないわよね。
こんな無能なポンコツ上司の下で働いていたらストレスがどんどん溜まって行くのは良く分かる。
そう考えれば、やっぱり無能なポンコツ上司の下で働く方が不幸になってしまうのかしら??
頭がキレる良くも悪くも賢い上司の下で働くMRの現状
頭がキレる賢い上司は仕事をしていく上で大きなサポートをしてくれる事がある。
方針も的確で効率を求める傾向があるのでWワークなどの非生産的な仕事はまず求められない。
だったら、やっぱり頭がキレる上司の下で働けたら幸せでしょ。
でもここで重要なポイントは「良くも悪くも」という形容詞が賢いの前に付くのよね。
賢いの良い面は先に示した通り。
ここでは頭がキレる賢い上司の悪い側面を考えていくわよ。
効率的に物事を考えて進めて行く事に長けているだけあって分析も的確。
一見、良い事に見えるかもしれないけどMRの仕事って分析しきれない感覚的な事や顧客の顔色を伺いながら進める事があるでしょ。
そのようなPCを叩いても解明されない要因を分析されると、出口のない追及になる事が間々ある。
例えば1日仕事をして、話し込みが出来た医者が1人だけで後3人の医者とは挨拶面会しか出来ない日がありました。
どうでしょうか?
このようなケース専門領域MRであれば結構あると思いませんか?
その度に
・なぜアポイントが1件しかないのか?
・アポイント面談準備として何を想定して、何を準備して、結果どうで、次回は何をするべきなのか?
・なぜアポイントがないと挨拶だけになってしまうのか?
・空いた時間に何をしていたのか?(今日は何報文献読んだか?)
・アポイント面会が1日3件以上とるためには何が必要なのか?
同行していれば、これくらいの追及がある事は想定して対応出来るけど、これが日々の当たり前のコミニュケーションで問われてきたら結構、面倒臭いわよね。
・アポイントの依頼は当日待たされる事も想定して1日何件も入れない。
・1回のアポイント面会で治療方針が一気に変わって処方が進むなんて、まずない。
・空いた時間は休憩してる事が多い。
こんな本音がキレッキレな上司だと通用しないのよね。
分析出来る事は良い事だけれでも、感情や感覚は分析から見えてこない部分が多い。
指摘している事に間違いはないので反論も出来ず辛いわよね。
PIPの追求に似ている部分があると思う。
結果的には賢い上司よりも無能なポンコツ上司の方が働きやすい事が多かった。
ポンコツの無能上司は攻略が簡単なのよ。
物事を判断する時にロジックやプロセスとか良く分かっていない。
だから「良く電話を掛けてきてくれる」「飲みに誘ってくれる」「会議資料を作ってくれる」こんな、しょーもない事で可愛がってくれる事が多い。
馬鹿だから追求してきても抜け道が多くて簡単にクリア出来る。
出口の無い追求をしてくるキレッキレの賢い上司よりも何倍も楽に対応出来る。
ポンコツ上司も賢い上司もサラリーマンである以上、自分が1番だし自分に取って1番メリットがあって最もデメリットの少ない報告を会社にしている。
ポンコツ上司君が部下の手柄を取り上げたり、部下のせいにすると書いたけれども基本は賢い上司も同じことをしている。
それが、部下に見透かされてるポンコツ上司と見透かされずにやる賢い上司の違いにすぎないと思う。
無能なポンコツ上司と頭はキレる良くも悪くも賢い上司どちらがMRとして働きやすいか考えるのまとめ
ポンコツ無能上司と頭のキレる賢い上司、どちらの下で働くのが良いか。
30歳以上のMRとして1人前に活躍出来ている人であれば間違いなくポンコツ無能上司の方が働きやすい。
MRを10年以上やっていれば上司によって仕事内容が左右される事は基本的にはないと考える。
そうであればポンコツ上司の方が対応が楽だし、追求もロジックがないから容易にクリア出来る。
無能であっても賢くても上司に求められるのは「人間性と人柄」だと思う。
これが備わっていれば出口の無い追求などは無くなると思うから。
私は10人以上、上司が変わっているけど人間性が兼ね揃っていた上司は2人だけね。
そもそもMRとしてある一定レベルまでいけば、上司の存在なんてどうにでもなると思うけど。
この境地に来れたのも20代のうち4年間、腹黒くもキレッキレの賢い上司の下で働けたから辿り着いた事だと思う。
なので繰り返しになるけど今回の対象は30代以上の1人前に活躍出来ているMRさん対象の記事です。
そもそも賢い追求型の厳しい上司でないと成長出来ないと考えている人はその時点で一人前のMRではないので今回の記事の対象外よ。