みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
人事情報って大事ですよね。
今日は社内の話でなく、医者の人事情報の話です。
医者の人事情報をいち早くキャッチして、他社よりも早く自然な形でアプローチする。
これが出来るか、どうかでMRの力量が分かる。
今日はこの事について解説していきます。
医者の人事情報をどれだけ掴めているか?
全国で毎年、多くの教授選が繰り広げられている。
「俺様は大学病院担当MRだ!」とイキってたMRが担当施設で教授選が行われていた情報を掴んでおらず会議で叩かれていたのを見た事がある。
大学の教授選が始まるという情報であれば公、表されているので誰でも手に入れる事が出来る。
私は慶応と医科歯科のHPで全国の公募情報を定期的に入手している。
大学担当MRであれば誰しも知っているサイトでしょう。
問題は、この募集があった教授選の結果を、いかに早く入手するかというだ。
教授選の結果や学内人事は、誰から入手すれば良いのか?
人事情報が公開されるまでは、基本的には学外秘になっている。
では、この機密情報はどこから入手すれば良いのか?
結果から言えば、どこからでも入手出来るのであれば良いと思う。
他社MRから聞いたというのは、半人前の大学担当者でしょう。
他社よりも後に聞いてしまえば研究会等の企画を考える時に他社よりも遅れてしまう。
1番最低なのは、HPで確認したら教授が変わっていたというケース。
私が過去に教えてもらった情報ソースは秘書さん、若手医師、学内の他診療科医師、他施設医師、お抱えタクシーの運転手。
個人的には、お抱えタクシー運転手が最も情報が早いと思う。
学内人事情報の取り扱いを間違えると大きなトラブルになる。
社内人事もそうだと思うけど、人事情報を他人と話すと盛り上がるんですよね。
だからと言って、まだ公になっていない情報を他人にベラベラと話すと大きなトラブルになる。
過去、他社MRが教授選の結果を他の医師にベラベラ伝えて、そこから全国に広まり大きなトラブルのなった話を聞いた。
新教授は、「自分の口から報告して筋を通さないといけない先生がいたのに、MRから先に話がいってしまった」と酷く怒っていた。
学内の人事情報はゴシップネタで使うのではない。
いち早く「おめでとう」を言うためでもない。
新教授体制を見据えたアプローチに活用するのが最も大事だ。
大学担当MRなら教授選や学内人事情報は、いち早く把握しておく必要がある話のまとめ
決して教授選だけではない。
学内の人事情報は早く把握するに越したことはない。
留学、開業、異動、昇進、医者の世界においても様々な人事がある。
これらの情報をいち早く入手出来るかどうかで、その後の仕事が大きく異なる。
少なくとも大学担当であれば敏感にならなければならないと思う。