みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
「負けて勝つ」このような考え方をしっかり持っていますか?
自分にとって勝つべき事柄は何なのか?
最も大事な事柄で勝つ為には、他の事柄をあえて負ける戦術も大切よ。
少し前の話だけど議論に勝ってサラリーマンとして大敗したMRの話を書いていきますね。
上司を会議で徹底的に論破したMR
このMRも独特と言えば独特。
屁理屈が達者というか、揚げ足を取るのが得意というか、他人の出来ていない事を指摘するのが得意なMR。
みなさんの周りにもいるでしょ。
常に本社方針の盲点やロジックが崩壊している戦略などにすぐに噛み付く融通の効かないMR。
勉強は得意で優秀な大学を卒業している。
文献などはよく知っているけど人間味がないので関係構築が苦手。
このMRが営業所会議で方針発表をしている所長に対して矛盾点を徹底的に指摘したのよね。
きっと、このMRはこの会議で論破する事を決めていたんだと思う。
低脳な所長のしょーもない方針を徹底的に反論したのよね。
結果的に所長が方針の練り直しをする事になった。
会議が終わった後にこのMRは「言ってやったぜ!」みたいな表情でかなりご満悦だった。
対して所長は営業所メンバー全員の前で赤っ恥をかかされた結果になったわ。
論破MRは年度末の評価で強調性に欠けるとの評価で左遷されていった。
この会議でのやり取りが全てではないと思うけど、結果的にこの論破MRは所長に評価されず、左遷人事を受けていたわ。
後日、酒の席で所長とこの論破MRの話をしたんだけど、感情的なマイナス評価をしていたわ。
基本行動はチームワーク、強調性の欠如。
活動評価は駐車場とETC履歴、活動日報の矛盾を全て調べて虚偽報告をしているとの判断。
実績評価はMRの頑張りではなく、医者が勝手に使っただけとの評価。
この所長も大人気ないと思うけど感情的にこの論破MRを批判していたわ。
ただ1つ言える事は所長にはMRを評価する権限があるので、気に食わなければマイナス評価をする事は簡単って事。
サラリーマンは正義を盾に戦っても勝てない相手がいる
会議でどんなに論破しても、その相手が権力を握っていたら勝ち切る事は出来ないのよね。
自分は頭がキレる優秀なMRは思っていても実際は「負けて勝つ」という考えを持てない馬鹿なMRだったんだと思う。
何を持って「勝ち」と判断するのか?
会議で所長を否定して論破した事を「勝ち」と考えていいのか?
権力を持っている所長に歯向かって左遷されたので「負け」ではないのか?
サラリーマンは社長にならない限り自分を評価する第三者が存在する。
自分を評価する権限を持っている人間に対して攻撃してもなんの得もないのよね。
サラリーマンとして生きていくのであれば「地に足をつけずに流される」事が大切。
会社なんて突然の方針転換や無能な上司がくる事なんて良くあるでしょ。
その度に歯向かっていたらサラリーマンは出来ないと思う。
もし地に足つけずに流される様に働く事が嫌なのであれば自分が社長になるしかない。
会議で上司を論破して議論に勝った気でいたMRが最低評価を受けて左遷されサラリーマンとして負けた話のまとめ
屁理屈が得意な論破MRが会議で所長の矛盾点を徹底的に追求していた。
この論破MRは会議で所長に勝ったとご満悦だった。
でも結果は権力を持っている所長に歯向かったので左遷人事を受ける羽目になったのよ。
何をもって「勝ち」とするかを、しっかりと考える必要があると思う。
所長に議論で勝って社内評価で負けた。
たしかに所長が言っていた方針には矛盾点もあったし、現実とは掛け離れている部分もあった。
これを正面から否定するのでなく、受け入れて対応すると言う一見「負け」にも取れる行動が大切なんだと思う。
あえて「負け」を受け入れて社内での立ち位置を確立することが出来ればサラリーマンとして「勝ち」を得ることが出来る。
サラリーマンとして生きていくのであれば「負けて勝つ」と言う理論は大切だと感じた話よ。