みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
最近、本社雑務やMRのマネジメントまでさせられているので、もはやMRと名乗って良いのだろうか。。。
さて、その話は改めて書いていこうと思いますが、
MR以外の業務をするようになったからこそ、MRについて今まで見えなかった角度から見る事が出来て色々と分かってきた事がある。
今日はこの事について紹介していきます。
英語の自己研鑽に日々取り組んでいるMRが支店会議で賞賛されていた。
既に複数の記事でも書いているがMRは、大変ハイスペックな職業になっている。
なので、英語、MBA、ITストラテジストなどの資格勉強をして自己研鑽する事はとっても良い事だと思うし大切な事だ。
その中で先日、東京のホテルで開催された営業支店全体会議で、あるMRがプレゼンをした。
その内容は、英語の研鑽に積んでいるという発表。
ダラダラと仕事をせずに週2〜3は17時45分に仕事を終了して英語の研鑽を積んでいるとのこと。
そして、支店長もゲスト参加していた営業部長も両手を上げて賞賛していた。
ここまでの発表は、どこの会社でも良く見かける光景でしょう。
会議後に、このMRの上司とお話しました。
MRの義務を果たさず英語の勉強ばかりしているMRに頭を抱えている。
英語を頑張っていること自体を否定している訳ではない。
働き方改革施行から、自分の時間を作る事を会社は推奨している。
これらの事から、MRが自分の時間を作って自己研鑽の為に英語の勉強をしている事は良い事に見える。
しかし、大前提としてある事は「MRとしての仕事をしっかりやる。」という事。
支店会議で発表したMRは、月の半分以上は17時45分に仕事を終了して、18時前後のゴールデンタイムでの仕事を放棄しているらしい。
MRとしての義務を果たさず英語ばかりに取り組むMRに所長が頭を抱えていた。
そして、支店会議で賞賛されている光景を見て、このMRの勘違いに拍車が掛かるのではないかと不安視していた。
ここに関しては、会社の姿勢にも大きな問題がある。
自己研鑽を推奨する事は良いと思うが大前提のMRとしての義務を果したの上で、自己研鑽があるという事を伝えていない。
そんな事は、当たり前の話だと会社は言うかもしれないが、現にこのような勘違いMRが生まれている事を会社は認識するべきだ。
英語が出来るからといって、絶対に昇格も本部異動もさせないと所長がいっていた。
当たり前の話だと思う。
MRとしての戦闘能力が低いのにも関わらず、所長になれたり、マーケティング部に異動できる訳がない。
サッカーが下手くそだけど、英語がしゃべれる人間がJリーガーになれる訳がない。(例えが下手くそだ・・・)
MRとしてのスキルに長けている、かつ英語のスキルがあるからマーケティング部に異動出来るのだ。
もっと言えば、英語が出来ないけどMRとしての戦闘能力が高いからマーケティング部に異動させて、それから英語を勉強させるという人事は幾度となく見てきた。
誰しもが分かる簡単な話だ。
だから、所長はこのMRを絶対に評価しないと断言していた。
このような勘違いMRは各社蔓延しているのではないか?
昇格、異動を希望しているのであれば、まず今のMRとしての仕事をしっかりと仕上げない限りキャリアアップはあり得ないでしょう。
MRから他部署異動や所長昇格を目指すのであれば、まずはMRの戦闘能力を高めなさいのまとめ
MRが「所長になりたい」「マーケティング部に異動したい」このような目標を持った時に取るべき行動は?
「MRとしての戦闘能力を高める。」
これが、一番初めにこなければならない。
MRとしてポンコツだけど、下記の項目を取ればMRとしての実力は目をつむる。
・英語ができる
・社内会議で綺麗な資料を作る
・MBAに通っている
・上司に媚びへつらう
そんな事が基本的にはまかり通る訳がない。
※ごく稀に会社によってはポンコツMRが上司に媚びへつらう事で所長に昇格などを聞くが事故のようなものだ。
現役MRが目指すべきキャリアがあるならば、まずはMRとしての戦闘能力を高める事から始めましょう。