みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
みなさんの周りでもいることでしょう。
ラッキーパンチで実績が良かった事を、あたかも自分の活動の手柄だと調子に乗るアホなMR。
うちの営業所にも例外なく、いるのよ。
今日はラッキーパンチMR(通称:パンチMR君)について書いていきますね。
オンコロジーMRだと臨床試験のエントリーが重なると一気に実績がアップダウンする事がある。
臨床試験にも様々なものがあるわよね。
製薬会社主導の市販後調査や使用成績調査。
医師主導の臨床試験。
会社主導の使用成績調査などは1施設で登録出来る症例数が決まっている事が多い。
それに対して医師主導の臨床試験に担当製品が入っていたら、一気に数字が数字が上がるわよね。
医師主導の臨床試験では、トータルの登録数は規定されていても施設ごとの上限は設けられてない。
オンコロジー製品は薬価が高いので、他領域のよりも1例登録された時のインパクトが大きいのよね。
医者が勝手に臨床試験に登録したから実績が上がったのに全て自分の処方提案で実績が上がったと会議でほざいていたパンチMR君
臨床試験ってUMINですぐ分かるでしょう。
このサイトで、どの臨床試験がどの施設で実施されているかすぐ分かる。
だからパンチMR君の実績も臨床試験のおかげだと言う事は営業所メンバーの全員が分かっていた。
でもパンチMR君は絶対に認めなかったのよね。
営業所会議でパンチMR君が言っていた事集
・「この文献を提案したら処方に繋がった」
・「Drと患者さんベースの話し込みをしたら処方に繋がった」
・「改めてDIベースの説明会をしたら製品の良さを再確認してくれて新規処方が出た」
・「みんなももっと患者さんベースの活動をしないと実績は上がらないよ」
などなど
臨床試験は関係なく、自分のMR活動が処方に結びついていると言い続けたのよね。
100歩譲って、そこまでは理解出来る。
でも、このパンチMR君は自分のようなトレンドで実績が向上していかない他MRを批判し続けたのよね。
他のMRが同じようなトレンドを辿るわけがない。
だって、医師主導の臨床試験が入っていないのだから。
半年後に臨床試験のエントリーが終了して全く新規投与がなくなったパンチMR君
臨床試験のエントリーが終了してからは、全くパンチMR君の施設では新規投与がされなくなった。
そりゃーそうよね。
医者が勝手に試験の為に処方していたんだから、試験のエントリーが終了したら使われる訳がない。
特に臨床試験に積極的にエントリーする医者って当たり前だけど他製品の臨床試験も一生懸命エントリーする。
臨床試験頼みで実績が構成されているMRは安定する訳がない。
パンチMR君は、そこからはだいぶ静かになったわ。
でも周りのMRは冷静だった。
パンチMR君が散々、大口を叩いて他のMRを批判していたのを周りは全員しっかりと覚えている。
そこから裏で営業所メンバーから、このMRは「パンチ君」って今でも呼ばれている。
臨床試験のおかげで実績が良かっただけなのに偉そうな態度を取っていたMRの化けの皮が剥がれた話のまとめ
医師主導臨床試験で勝手に使われていただけなのに、あたかも自分の処方提案の成果だと、ほざいていたラッキーパンチMR君がいました。
私は数字が良い時も絶対に大口を叩かず謙虚で居続ける。
意外と周りを見てみると実績が良い時に調子に乗って大口を叩くMRが多いと思う。
販売目標を持つMRにとっては、未来永劫に数字が良いなんて絶対に無理な話。
悪い時も必ず訪れるのだから良い時に大口を叩くと足元をすくわれるわよ。
このパンチ君は過去の栄光を持ち続け今でも「俺は優秀だ」と思っているけど周りは全員「パンチ君」って呼んでいるのよね。
この現実がとても可哀想。