みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
今度はセクハラ報道だって。
今日は龍角散の社長セクハラ訴訟問題から製薬会社にはびこるハラスメント問題を考えていきますね。
因みに、龍角散の社長がセクハラをしたのか、しなかったのかが問題の論点では無いと思う。
龍角散の社長によるセクハラを調査しようとした法務部長が解雇された話
詳細はこちらで確認してみてね。
「セクハラ申告巡り解雇は無効」 龍角散の元部長が提訴(朝日新聞DIGITAL)
簡潔に書くとこんな感じ
「女性社員が社長にセクハラをされたと法務部長に相談して、法務部長が調査委員会を立ち上げようとしたら社長が怒って、この法務部長を解雇した」
どうですかね?
①昨年の忘年会で女性社員に社長が抱きついた。
②忘年会に参加した複数の社員が社長のセクハラを目撃している。
③総務部長としてセクハラを相談出来る窓口を設置しようとした。
④社長が総務部長に対して「セクハラを捏造して悪いやつだ!」と怒った。
⑤法務部長は即自宅待機処分になり、3月末に解雇された。
⑥元法務部長が地位の確認と解雇後の賃金などの支払いを求める訴訟を起こした。
双方の意見が異なっているので、どちらかが嘘を付いているのは明らかよね。
実際にセクハラがあったのかが真の問題では無い気がする。
社長がセクハラをした事実は現在は確認されていない。
社長の失脚を狙った元法務部長の策略の可能性も0%じゃない。
複数の社員がセクハラを目撃しているとのコメントも嘘、もしくは目撃証言をした社員との元法務部長の共闘の可能性も0%じゃない。
この訴訟の真の問題はセクハラの有無ではなく、セクハラ相談窓口を設置しようとした事に怒って法務部長を解雇した事だと思う。
社長がセクハラをしていないのであれば、調査窓口を設置させて身の潔白を証明した上で、法務部長の策略に対して処分をすれば良かったと思う。
調査をさせずに相談窓口を設置した行為に対して処分をくだしたのが問題だと思う。
一般的に法務部は社内規定やコンプライアンスを確立する事も重要な業務の1つだと思うので、総務部長が相談窓口を設置した行為自体に問題はない。
どんなに大手企業であってもセクハラ・パワハラは普通に横行してる
過去にこんな記事を書きました。
パワハラを受けているMRを見ていて製薬会社からパワハラが無くならないと感じた話
パワハラもセクハラも当たり前に横行しているわよね。
私は異業種、中堅製薬会社、大手製薬会社と複数の企業を渡り歩いてきたけど全ての会社でパワハラ、セクハラはあったわよ。
・下ネタを言うとウケる勘違いしている、おっさんMR
・怒鳴ったり人格否定をする事が指導だと勘違いしている所長
・女をだして営業活動するブスな女MR
これらの、事柄も十分セクハラ、パワハラに該当するでしょう。
集団になって立場の強弱が成立すればハラスメントは必ず起こると覚悟をした方が良いと思う。
龍角散の社長セクハラ解雇訴訟問題から製薬会社のハラスメントを考えるまとめ
龍角散が製薬会社なのかは不明だけど、またハラスメントにまつわる事件が勃発しました。
セクハラが実際にあったか、無かったかはこれから明らかにすれば良い。
今回の問題は相談窓口を設置しようとした事で解雇された事だと思う。
社長が本当にセクハラをしていないのであれば身の潔白を証明してからセクハラをされたと捏造してきた人間を処分すれば良いだけの話だと思う。
そもそも集団の中に強い立場と弱い立場の人間がいたら、そこにハラスメントは必然的に起こってくると思う。
ハラスメント相談窓口をしっかり設置している大手製薬会社でも当たり前に、セクハラ・パワハラを横行されて、その事実を隠蔽されてしまうんだから。