医者のお話 癌について考える

これからは寿命はお金で買う時代!?お金について考えようの話

投稿日:

みなさん、こんにちは。

現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
私はお金は大切だと考えております。
でも世間一般には「お金に拘る奴は汚い奴だ!」みたいな風潮あると思いませんか?
お金という道具を上手に活用している人ほど「お金は素晴らしい道具だ」と認識して、お金を持っていない奴ほど「お金に拘るのは汚い奴だ」という傾向が強いと感じる

先日、Drとの面会でお金について考えさせられる話がありましたので書いていきますね。


これからの時代は寿命はお金で買う時代かもしれない

先日、面会した医者にこんな事を言われたわ。
「これからの時代は寿命をお金で買う時代がくるかもしれない」

日本においては国民皆保険制度という素晴らしい制度が確立しているでしょ。
国民皆保険制度のおかげで日本人は国内どこにいても、誰であっても、安心して医療が受けれるという制度でしょ。
収入によって、医療に差があってはならないと高額医療費制度も日本にはある。

(厚生労働省HPより)

これらの制度によって、日本人は皆平等に医療を受けられる体制が整っていると考えられているわよね。
でもね、実際はこのような制度があってもお金が無いことによって治療を拒むケースがあるんだって。

月給20万円の派遣社員の癌患者さんが治療を辞めてくださいと訴えてきた

ある癌のステージⅣの患者(男性、40代、妻子持ち、派遣社員、年収240万円)さんがいました。

切除不能と判断されて抗がん剤治療を2ヶ月実施したところで、主治医の先生に訴えてきたんだって。
「治療費が払えませんので、抗がん剤治療はもう止めてください」

月に100万円の治療をしても上記の高額医療費制度があるから一定の負担で済む。
月給20万円の人であれば区分エで医療費の上限は57,600円。

月給が20万円の人って手取りにすれば大体16万円くらいでしょ。
手取り16万円で妻子を養っている人が治療費で57600円掛かってしまったら生活が出来ないのよね。

確かに収入からみた治療費の割合が38%ってかなり厳しいと思う。
ステージⅣで治癒が見込めず延命目的の抗がん剤治療であれば家族に負担を掛けられないとの事で治療を拒んだみたい。


お金がない事が理由で寿命が短くなるかもしれない

お金があれば、健康診断を毎年受けれて癌の早期発見が出来たかもしれない。

お金があれば、がん保険に加入できていて先進医療も受けれてびっくりするくらいの延命が出来たかもしれない。

お金があれば、治療費を気にする事なく最良の治療を受けれて延命が出来たかもしれない。

きっとこの患者さんは、このように考えたんじゃないかしら。
日本には国民皆保険、高額医療費制度と素晴らしい制度があるにも関わらず、収入によって受けれる医療に差が出てきているという事実もあるみたい。

まとめ

お金と寿命って日本においては一見、相関しなそうだけれども大間違いよ。

お金がなければ、十分な医療が受けれないのが現実に起こっている。
お金という道具があれば選択肢が増えるのは間違いない。
先日、RISFAXの記事で生活保護受給者が18年10月から後発医薬品使用の原則化に伴い日本ジェネリック製薬協会などの関連団体に苦情が殺到していると書いてあったわよね。

でもね生活保護受給者は医療費、薬剤費は無料なのよね。

なので、どんなに高額な治療であっても支払いの不安は無い。
今回の治療費が払えず抗がん剤治療をストップした患者さんからすれば、納得出来ない話だと思う。

少なくとも、私はお金さえ持っていれば選択できる事柄は選択できる身分でいたいと思う。
だから、お金は大切でしっかりと稼いでいきたいと思うわ。


-医者のお話, 癌について考える

執筆者:


  1. OKMR より:

    ゆってぃー様
    いつも楽しくブログを拝読しています。
    オンコロジー製品を取り扱っているとたまにそういった話をたまに聞きますよね。
    完全に個人的な見解なんですが、生活習慣病とかはもう全額自己負担ないし、全てジェネリックでいいのではないかと思います。血圧も糖尿も、生活習慣改善すればクスリが比にならないくらい効果ありますので。
    患者さんの責任によらない先天性疾患や、難病こそ無料で治療するような医療環境、保険制度でいいのではないでしょうか。 ガンもearly stageで発見できればコストもかからないので、健診を受けない人間には保険償還認めないぐらいのドラスティックな改革をしないと日本の保険制度もたないですよね。
    極論、究極の医療貢献って早期発見できる技術やデバイスの開発であって、自分の仕事と矛盾するようですが、クスリはなくなればベストだと思います。
    もしかしたら製薬会社も医療機器メーカーや検査会社みたいな仕事に変容してくるのではないかと個人的には考えてます。

    • mrnoblog14 より:

      OKMRさん

      コメントありがとうございます。
      確かに生活習慣病は全て後発品で充分だと私も考えてます。

      ほとんどの癌のリスクファクターに上げられるタバコと酒はもっと課税するべきだとも考えます。
      生活保護受給者の中に不正受給者が多く含まれているのも大きな問題だと思います。

      これらの事は小学生でも分かる極々シンプルな考えだと思いますが、そのようにならない。
      私なんかよりも、はるかに頭脳明晰な人達が考えて、この結論なので何か一筋縄に行かない何かがあるのだと思うわ。

      私のような凡人には到底理解出来る問題ではないと思うけど、少なくとも私は欲に溺れてタバコを吸ったり深酒したり
      不正をして国から金を盗もうという考えは絶対に持たない。

      しっかり起こりうる将来に向けて何を選択するのが最良なのかを考えて生きていきたいものですわ。

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