みなさんこんにちは。
現役オンコロジー(抗がん剤)専門MRのゆってぃーよ。
MRって昔はプロパーと呼ばれていて、「男芸者」を表現されていたわ。
薬を使ってくれるのであれば「何でもします!」ってのが当たり前だったの。
そんな中、今日は私が見た伝説の一発芸TOP3を発表するわ。
第3位 井手らっきょの十八番芸
推定32歳 男性 某お菓子メーカーの製薬会社MR
あるクリニックの忘年会、納涼会の2次会のカラオケでは毎回定番になったわ。
カラオケの一曲目に尾崎豊の「15の夜」を誰かが必ず入れるの。
そこで、そのMRはおふざけなしで真剣に熱唱するの。
盛り上がる歌ではなく聞かせる歌だもんね。
ただ歌は真面目に歌うんだけで、なぜか1枚づつ服を脱いで曲の最後には全裸になるって流れ。
看護婦さんとかは「キャー!!」って叫んで顔を手で覆っていたけど、指と指の間からしっかり見てたわ。
この一連のくだりは毎回繰り返されていたわ。
第2位 人間ウォシュレット
28歳 男性 ヨーロッパ外資MRと30歳 男性 国内中堅メーカーMRのコ・プロモーション
文字通りよ。
1人が人間役で1人がウォシュレット役。
ウォシュレット役が水を口に含んで仰向けに寝るの。
正確に描写してしまうとかなりグロテスクになってしまうから詳細はご想像にお任せします。
これは、ウォシュレット役がかなりキツいのよ。。。顔にかかるから。。。
何度か、この一発芸は他の施設でも聞いた事があるから、定番なのかしら。
第1位 女性MRのフリスビードック
26歳 女性 アメリカ外資MR
過去最高のショッキングな出来事でした。
私はこの業界で生きていくことは出来ないと思った衝撃的な出来事よ。
開業医の忘年会で各メーカーが1つずつ一発芸をするっていうルールがあったの。
そこで、その若い女性MRが四つん這い(犬のような格好)をして、Drに「そこにあるマグロのお刺身を遠くに投げてください!」って言ったのよ。
そしてDrが投げたマグロの刺身を手を使わずに飛びついて、咥えたのよ。
そう!先生の犬になったの!
その先生はゲラゲラ笑っていたわ。
独身の女性MRがここまで体を張らないとMRで成り立たないんだって思った出来事よ。
あの女性MRの親はあのシーンを見たらどう感じるんだろう??
今は一発芸付きのイベントは無くなった
これらの一発芸は全て10年近く前のお話よ。
接待自体が、業界の規制でからり厳しくなってきたし、忘年会などのイベントも昔に比べたら大人しくなってきたわね。
医者と製薬会社の社員がドンチャン騒ぎしていたら、週刊文春の恰好の餌食になるもんね。
でも100%根絶したかといえば、それはNoよ。
クリニックなどは今だにMRの一発芸付きの忘年会、納涼会が実施されているみたい。
まとめ
昔はみんな必死になって自分を売り込んでいたわね。
こんな事をしないと差別化が出来なくて薬が使われなかったんだから恐ろしい時代よね。
当時、MRを辞めていった先輩が「MRは自分の子供に見せれる仕事内容じゃないから辞める」って言ってたわ。
一部の施設でまだ一発芸付きのイベントがあるみたいだけど、少なくなったわ。
今のMR達は本当に良い時代に働けているわよね。