みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
先日、うちの会社を辞めて行ったMR(仮名:池田さん)がバイオベンチャーに転職したのよ。
その過程を近くで見ていて感じた事を今日は書いて行くわね。
バイオベンチャーにチャレンジしたくて転職したのか?メガファーマで干されたから転職したのか?
転職は自由だと思う。
私も転職を繰り返して今のキャリアを形成しているわ。
生活習慣病担当に将来性を感じずに抗がん剤担当にチャレンジした経緯もある。
だから、バイオベンチャーのリスクを把握した上でチャレンジするのであれば、心底応援したいと思ったわ。
でもね、この池田さんはメガファーマで干されてしまって居場所が無くなって、バイオベンチャーに転職していったのよね。
表向きには「メガファーマはオワコンだよ」「これからの時代はバイオベンチャーだよ」などと言って必死に自分のプライドを保っていたわ。
私は近くで客観的に見ていて感じるのは池田さんはメガファーマで通用しなくてプライドだけ高い扱いづらいMRだったのよね。
池田さんがメガファーマを干された理由
・ビックマウス
→確かに過去、実績が優秀だった期間はあるけれども、アップダウンは激しいMRだったわ。
実績が良い時に「俺はスーパーMRだから」的な事を言ったり、実績が悪い時には「俺様でも実績が出ないだから市場が悪い」的なビックマウスを炸裂させていたわ。
・協調性がない
→協調する事が全てではないけれども、組織やチームで動いているんだから空気を読むって事は大切よね。
会社には新人もいるし、スキルの乏しいMRもいる。エリア攻略に苦労しているMRもいるでしょ。
そのような人と自ら絡んで助けてあげようという姿勢は皆無だったわ。会社で内勤している姿はあまり見なかった。
・基本行動が出来ない
→これが致命的だった気もするわ。
挨拶が出来ない。
気づいたら会社いてパソコン打っている。
報告物の期限が守れない。書類の不備が多い。
会議に前向きに参加しない。
・プライドが高い
→基本行動が出来なくても反省する態度を示してくれれば周りはサポートしたと思う。
書類の不備があっても、「これくらい良いでしょ。内勤ダメでも実績上げてるでしょ。」的な発言や態度をしてた。
人間的には悪い人では無かったけど、これらの要因で少し異質な空気感を醸し出していたわ。
そんな池田さんがバイオベンチャーに逃げていった時に言った事
「メガファーマの時代はオワコン」
「メガファーマで働いている奴の気がしれない」
「金太郎飴の1つになりたくない」
「これからの時代はバイオベンチャーだ」
「メガファーマは良いたい事が言えない」
「メガファーマは出来ていない指摘しかしない」
などなど。
言っている事は100%間違っているとは思わないわ。
メガファーマのリスクも確かにあると思う、煩わしさもあると思う。
バイオベンチャーのやり甲斐も確かにあると思う。
でもね、メガファーマで通用しなくて干されたのが実際なのに、そのメガファーマの悪口を言い続けている姿が滅茶苦茶ダサい。
池田さんがどんなに、メガファーマの悪口を言ってもバイオベンチャーの素晴らしさを話しても、そもそもメガファーマで通用せずに干された事実は周囲はみんな気づいているのにね。
まとめ
転職は自由だと思う。
プライドが高くて、基本行動が出来ずに協調性がない人だって働いていかないとならないでしょ。
だからそのような人でも、伸び伸び働ける会社があるのであれば転職した方が良い。
でもね池田さんはプライドが高いビックマウスMRだから興奮して、自分のいた会社の悪口を言い続けているけど周りは意外と冷静に見ているわよ。
池田さんがメガファーマに見切りを付けたんじゃなくて、メガファーマで通用しなくて干されてしまった事を。
辞めた今でも悪口言い続けているみたいだけど滅茶苦茶ダサい。