みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
先日、私のGmail宛にMRさんから相談をいただきました。
その相談内容が「MRの年収にこだわって転職するのは間違っていますか?」
本人了承のもと、今日はその事を書いていくわね。
「MRの年収にこだわって転職するのは間違っていますか?」の相談をしてくれたMRさん
相談者:(仮名)小田さん
性別:男
年齢:28歳
勤務会社:中小国内製薬会社(仮名:メロン製薬会社)
勤務歴:新卒から6年
担当領域:生活習慣病
担当施設:現在は大学病院の本院担当
勤務地:首都圏
家族構成:独身
年収:540万円
会社の先輩や上司を見ても年収1,000万円以上もらっている人がいないとのこと。
せっかくMRをやっているんだったら30代のうちに年収1,000万円は稼げるようになりたい。
所長になっても年収1,000万円を超えないのであれば、目標が立てられない。
こう思って、転職活動を開始しようと思ったらしいけど、社内の信頼できる先輩や同期に転職は辞めた方が良いって説得されているみたいで、揺らいでしまって私の所に相談にきたって言うのが事の経緯よ。
周りの人たちが転職をしない方が良いと言っている理由
「お金だけが全てじゃない」
「今までお世話になった先生や社内の仲間を裏切るのは良くない」
「転職をしたら即戦力として見られるので、厳しい職場環境が待っている」
「今の会社は大金持ちにはなれないけど、安定した収入が得られて仕事の量も多くないからバランスがいい」
これらの事を言われて、転職はリスクが大きく今の会社はマッタリしていてQOLが高いから勿体無いって言っているらしいわ。
MRの転職についてゆってぃーの考え
「お金が全てではない」
この考えは正しいわ。
そういう意味では小田さんの質問にあった「MRの年収にこだわって転職をする事」の答えは「年収だけに拘って」転職するのはリスクだと思う。
私が転職をする際に考えるポイントはいくつかあって
・年収
・企業の将来性
・担当製品&領域
・業務量
・勤務地
これらの、総合的な評価で私は転職を決断してきたわ。
そうなった時には小田さんが勤めているメロン製薬会社はパイプラインを見てもほぼ将来性はなく、規模も中小規模なので買収されるリスクはあるものの、買収する体力はない。
現在の担当領域も生活習慣病でキャリアとしては評価されづらい。
業務量は楽で勤務地は希望の首都圏に居れているかもしれないけど、この現状はいつまで続くかしら?
将来性のない会社で、安い給料で、キャリアにならない生活習慣病薬を担当している小田さんに幸せって訪れるかしら?
確実に言える事は小田さんの同僚達が転職をやめた方が良いって言っている理由は、完全に負け癖のついた雑魚キャラの遠吠えでしかないという事よ。
年収が全てはないけれども所長で年収1000万円にもならないなら明るい未来はないかも
先ほども書いたように、年収以外も転職には考えなければならないポイントはいくつかあるわ。
でもね、所長になっても年収1,000万円にならないのであれば将来性の低さから、それだけでも転職すべき重大な理由になると思う。
現状の年収と自分の10年後の年収が満足出来ないのであれば転職はアリだと思う。
そもそもMRってどの会社に行ってもやるべき事は変わらないし業務量もさほど変わらないわ。
これは私の体験談としても強く言える。
後は年収の高い低いの基準は何なのかって事だけど、まずは下記のMIIDASで自分の適正年収を確認するべきね
市場価値診断ならMIIDAS(ミイダス)!
このミイダスは簡単なアンケートで自分の適正年収がすぐに算出されるわ。
医療業界に特化しているわけでないので、基本的にはMRって年収が高いからミイダスで算出される年収は今の年収よりも200万円以上低く出る事が通常。
実際、私も現在の年収は1100万円だけど、ミイダスの結果は900万円と200万円も低く出ているわ。
過去のミイダスの記事はこちら↓
少なくともミイダスをやってみて、ミイダスから算出される適正年収よりも現在の年収の方が低かったら間違いなく転職するべき緊急事態の年収の低さと考えて良いと思う。
まとめ
先日、相談をもらった「年収にこだわって転職する事は間違っていますか?」の答えだけど、年収だけで考えるのは確かに間違っていると思うわ。
企業の将来性や専門性なども加味してトータルで考える必要があると思う。
ただ、明らかに年収が業界平均に比べても低いような時には、それだけでも転職理由になる事もあると思う。
だって社員に給料があまり払えない会社ってそれだけでも将来性のない会社って事でしょう。
一度、自分の適正年収を確認してみてね。