みなさん、こんにちは、
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
2021年の製薬会社の早期退職ってまだあまり聞こえてきませんでしたよね。
ファイザーの長期収載品チーム(エスタブリッシュ)とマイラン製薬が統合されて出来たヴィアトリス製薬で今年の春先に早期退職を表明しましたが、それ以外は聞こえてこなかった。
ただ2019年と2020年の早期退職の流れを見て2021年に製薬会社がリストラをしない訳ないと思っていた。
過去の早期退職はこんな感じ。
製薬会社は2019年と2020年どっちがリストラ(早期退職)をしたのか比べてみる話
今回のノバルティスの早期退職は実質的な2021年の製薬会社早期退職の幕開けかもしれない。
今日はこの事について考えていきます。
19年20年と実施しているノバルティスはもはや早期退職は毎年の恒例行事
ノバルティスの早期退職はもはや毎年の恒例行事。
2019年の早期退職は生活習慣病領域が対象だった。
2020年の早期退職はオンコロジー領域が対象。
ノバルティスオンコロジーの早期退職を見た生活習慣病MRは何を感じるのかを考える話
ノバルティスの早期退職って製薬業界全体の縮図だと思う。
毎年、新薬を上市して製品ラインナップが充実している会社。
しかも生活習慣病領域だけでなく、専門領域も早期退職を実施する。
例え専門性の高い領域を担当していても仕事についていけないMRは排除される。
そんなノバルティスが2021年に再び早期退職を実施しても全く驚く事はないですよね。
2021年ノバルティス早期退職は領域、人数を定めず管理職を対象に実施する。
今回の早期退職は営業部門、マーケティング部門、メディカル部門と幅広い領域が対象に実施される。
しかも、募集人数を設定せずに辞めたい人は辞めれるらしい。
対象としては今回は管理職との事。
対外的なコメントとしては「将来の成長を見通した上で体制強化を図るのが狙い」って全くもって真意が伝わらないコメント。
対象と人数くらいの情報しかなく、具体的な提示額等は分かりません。
しかし管理職を対象にしているって事は年収が高い層をターゲットにしているから、それなりの金額が提示されるでしょうね。
早期退職が辞めたい人が手を挙げる希望制度なんて現像は抱いてないよね?
早期退職は会社が公に社員に対して提示する制度。
なので、辞めたい人が上乗せ退職金を手に入れてハッピーに転職していける良い制度。
この表現は間違っていない。
実際にそのようなケースを何度も見てきている。
でもね、それだけではないですよ。
早期退職制度が始まった期間であれば、社員と退職についてディスカッションが普通に出来る。
何もない時に退職ついて話し合いをしてしまえば指名解雇と言われかねない。
そのような意味で、会社が辞めさせたい社員をこの早期退職募集期間に徹底的に水面下で追い込んで退職に手を挙げさせる行為も過去何度も見てきた。
早期退職は希望退職だから辞めさせられる訳ではないですよね?その考え甘い甘い!
大手製薬会社のリストラは2021年初?ノバルティス3年連続の早期退職を考える話のまとめ
ノバルティスの毎年恒例早期退職が今年も始まりました。
これはノバルティスに限った事ではない。
サノフィにしてもファイザーにしても早期退職を実施した会社は繰り返している。
19年、20年に早期退職をしたばかり製薬会社であっても今年必ず早期退職をやるでしょう。
皆さんは準備は出来ていますか?
早期退職は辞めたい人がだけが活用する制度ではありませんよ。
会社が辞めさせたい社員を辞めさる為にツールとしても使われますからね。
ターゲッティングされていか行動をしては遅いと思う。
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