みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
MRに限らず仕事をする以上、自信やプライドを持って働くことは大切だと思う。
私も超専門の教授アポイント前などには、相当勉強する。
実際に使うかは別として、最新の学会情報や最新論文は常に目を通して頭に入れている。
私自身は、勉強している自負を持っているし超専門の医者と面会を重ねてきた自信もある程度ある。
このように考えているから、更に勉強が頑張れるし、顧客と話す時に良い表情にもなるのだと感じている。
でもブログに書いても、自分の周りのMRに伝えるような事は絶対にしない。
その自信も周りの人間に声を大にして自分から言う事で、勘違いMRと思われてしまうし、往々にしてそのようなMRは実際にただの勘違いのことが多い。
今日はその事について書いていきますね。
知識は、ひけらかした時点で価値が半減する。
友達というには抵抗があるくらい距離感がある知人MRの話。
まーあ「勉強してます」アピールが過ぎる。
会社でこんな事を大きな声で言っていた。
・腫瘍内科とディスカッションして楽しいと感じる俺はオンコロジーMRに向いてる。
・論文読んでたら夢中になってしまった。
・最近の若手MRは論文読まないから成長しない。
・担当している領域であれば俺は医者と同等の知識がある。
などなど。
先に言ったようにプライドを持つことは大切だと思う。
しかし、このような発言を周りに言い出した時点で台無しだと思う。
ちなみに優秀かどうかは、自分が発言する事で成立するわけではない。
顧客や社内の周りの人間がどう感じるかで決まる。
そのような意味では、このMR君はどうですかね。
自分は優秀だと思っても会社はそのような評価をしていないのは担当施設で分かる。
実際にこのMRが医者と話しているを私は見た事がない。
なので、もしかしたら本人が大きな声で言っているように優秀なMRなのかもしれない。
しかし会社はそう判断していないのは担当している施設で分かる。
周りのMRは勉強していないからダメだと言っても、そのダメと言っているMRは大学やがんセンターを担当している。
そして、このビックマウスMRは、がんセンターや大学はもちろん、エリアの核となる施設は担当させてもらえない。
そしてエリア編成があっても、その状況は変わらない。
これが結果なんだと思う。
自分は優秀なMRと騒いでも、会社としては重要な核となる施設を担当させる訳にはいけないと判断している。
自分は優秀だと公言して、優秀なMRになるのであればいくらでも言えば良い。
しかし本当に優秀かどうかは、周りの評価で決まると言う事を忘れていないいけない。
そして、自分で優秀だと騒ぎ出す事によって更に自分の価値を落としている事を認識した方が良い。
俺は医者と対等にディスカッション出来る優秀なMRだ!のまとめ
MRは意識高い系の人種が多いと言われている。
意識が高く結果、優秀なMRであるならば良いと思う。
しかし自分が優秀だと言う奴に限って周りの評価とギャップがある事が多い。
このMRは自分で優秀だと言っていたが、いつまで経っても重要施設は担当させてもらえない。
誰も評価してくれないから、自分で言ってアピールしているのだろうけど、それは結果的に更に価値を下げるし、周りから卑下される要因になる。
ちなみに、このMRがディスっていた勉強しないMRは大学病院担当MRで活躍されております。