みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
年々、MRを削減している業界内においては新卒の採用人数も絞っていますよね。
そんな中、エーザイが今年の新卒採用人数が100人超と報道されていた。
もともとエーザイは、他社がじゃぶじゃぶ中途採用してMR数を増やしていた中、中途採用を基本的にはせずに新卒を育て上げる文化が強い会社。
社員を大切に育て上げる文化があるエーザイであっても今の時代に100人の新卒採用は思い切った方針だと思う。
話がだいぶ逸れてしまいましたが、先日メールで相談をいただきました。
今年の4月入社の新卒MRさんから、「MRはお給料が高い会社と理解していますが、将来に向けて稼いだお金をどうしたら良いですか?」
お金の扱い方は、個人の価値観で大きく左右するから絶対的な正解は分かりませんが、私の考えを述べていきます。
コロナ前は新卒MRは入社直後から半年間ホテルに軟禁されて導入研修を受けていた。
コロナ前の新人MRであれば4月に入社したら半年間近くホテルで缶詰になり導入研修を受けていた。
寝食を共にしてずっと勉強漬けの大変な期間という考えもあるが、基本的にはこの期間はめちゃくちゃ金銭的には優遇されていた。
毎日、朝昼晩3食提供されて、ホテル暮らしなので家賃や光熱費も掛からない。
ずっと勉強しているだけなので金も使わないから、この研修期間でかなり金が貯まる。
私は導入研修期間に60万円のロレックスを購入して、研修期間中に払い終わった。
しかし、今は導入研修といっても自宅からのWeb会議形式が主流になっているので、このような機会がなく残念だ。
ちなみに導入研修はお金が貯まるメリットだけでなく、同期の絆を深めたり、社内恋愛があったりと、この時期ならではの青春があるので、コロナ禍で入社する新卒MRさん達が可哀想でならない。
社会人になったら、お金の使い方を学ぶ意味でもいっぱい使っていいと思う。
私が新人MRだった時に先輩MRからこんな事を言われた。
「30歳までに1000万円を最低でも貯めなさい。」
「固定費以外は全て日当の範囲内で生活して毎月10万円の貯金をしなさい。」
これらの先輩方のご助言は正しい思う。
しかし、せっかく社会人になったのだし、MRのような高給な職業に就いたのだから勉強の意味を込めても使っていいと思う。
私は25歳までに腕時計2本(合計110万円)と車(550万円)を買った。
今、考えれば究極の無駄使いだったと感じるが、その時代はとても楽しかった。
私は24歳からMRを始めて26歳まではボーナスも含めて会社から振り込まれた給料を全て使っていた。
そして27歳から定期預金を始めたと記憶している。
現在の新人MRであれば、積み立てNISAと定期預金2万円/月で当面は十分だと思う。
今の時代に即した最低限の貯金は、積み立てNISAと定期預金自動振替2万円/月で十分だと思う。
積み立てNISAは年間40万円、定期預金が年間24万円で年間64万円の将来の為に蓄えていれば最低限の事は出来ていると思う。
新卒から積み立てNISAを20年間やれば、お金が必要な40代50代に大きなインパクトになると思う。
そして定期預金であってもほとんど金利は付かないが、自動振替にして強制的に隔離されれば必然的に金は貯まる。
MRになって2年〜3年はこんな感じでも十分だと思う。
20代後半になれば1段階昇格などする事が多いので、そのタイミングで投資もしくは貯金の額を増やせば良い。
新入社員MRが初めに考えるお金の事のまとめ
将来に向けてお金を蓄える事は大切だと思う。
しかし、せっかく社会人になってMRになれたのなら、散財してお金の使い方を体験しても良いと思う。
結婚して、子供が生まれてからでは出来ないお金の使いかを、若いうちはしても良いと私は思っている。
入社して2〜3年は積み立てNISA年間40万円(3万3千円/月)、定期預金年間24万円(2万円/月)で十分だと思う。
始めて価格表のない寿司屋のカウンターで食べた寿司は今でも鮮明に覚えている。
若いうちに使うからこそ価値のある金の使い方も存在すると感じる。