みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
コロナでこんな騒ぎになる以前、社内のMR数人と飲みに行きました。
あまり仲の良いメンバーではないけれど、関連施設を持っている同世代のMR数人でミーティング後に行きました。
そこで「MR論」や「自分のキャリア」を熱く語り出した熱男MR君が印象的だったので今日はその事について書いていきますね。
「MRは格好悪い」この価値観に大きな違和感はない。
熱男MR君はこんな感じ。
年齢：30代半ば
キャリア：異業種→コントラクト→製薬会社（生活習慣病）→製薬会社（専門領域）現在4社目
担当先：首都圏の大学病院担当（この年齢で初めての大学病院担当）
家族：妻、子供2人
年収：約900万〜1000万円
熱男MR君はずっと「MRは格好悪い」と言っていた。
それについては特別な違和感はない。
営業職はやはり、顧客に気を使いヘコヘコしなければならない。
社内のピラミッドで考えても社長を頂点とした時に末端の裾野がMRなので第三者に命令される事も多い。
顧客にヘコヘコして社内では常に誰かに命令される立場。
これを熱男MR君は「格好悪い」と表現していたので納得感があった。
でもね。。。
考える軸と視点を変えるだけでMRは格好良くなるかも
熱男MR君が「MRが格好悪い」と言っている意味は良く分かる。
でも、少し考える視点を変えると「MRは格好良い」仕事にもなりうるとも思っている。
「効率的に金を稼ぎだす職業」
誰かに命令されようが、誰かにヘコヘコしようが金を稼ぎ出せる職業に就けている自負はある。
話が少し逸れるが、学生時代に個人経営のラーメン屋でバイトをしていた事がある。
深夜営業をしていると酔っ払いや調子に乗ったヤンキーなどもラーメンを食べにくる。
そんな環境で働く事が辛くないのかオーナーに質問したら、オーナーは全くそのようには考えていなかった。
「この程度のストレスでこれだけ金が稼げれば幸せだ」と言っていた。
事実、このオーナーの年収は2500万円くらいあった。
調子に乗ったヤンキーに店内を汚されても2500万円稼げるのであれば十分幸せだと言っていた。
このオーナーの考えは今の私の働く上での価値観にも大きく影響している。
MRのような他業界に比べれば、仕事も楽で拘束時間も短く給料が高く私のようなFラン大学出身者でも就ける職業は早々にない。
心が病むほどのストレスを抱える事は問題だけど、他人にヘコヘコして他人に命令されても平均以上の金を稼ぎ出せる職業は格好良いと考えている。
「負けて勝つ」生き方が最も利口だと思っている。
会議で上司を論破して議論に勝った気でいたMRが最低評価を受けて左遷されサラリーマンとして負けた話
この視点で言えばMRは格好良い職業にもなりうると思う。
さらに熱男MR君はこんな事も言い始めた。
MRのままでは格好悪いから最低でも課長くらいにならないと格好がつかない。
この発言は熱男MR君らしい。
MRが格好悪い所は納得する。
ただ課長になると「格好がつく」という価値観がよく分からなかった。
課長の典型的なパターン
・中間管理職なので上に怯えて下から文句を言われ板挟みになり日々おろおろしている。
・威張れる部下が出来たので弱い立場の人間を虐めたりストレス発散に利用する。
本来、組織の中に上下や偉さの有無なんてない。
仕事内容が異なるだけの違いに過ぎない。
しかしプレッシャーに耐えれず、おろおろしたり弱い者いじめをする中間管理職が多すぎる。
こんな中間管理職を日々見ていて「格好良い」と思う価値観や感性が生まれる事が全く理解出来ない。
せっかく格好良さを求めるなら「社長になる」くらいの公言をしてほしいわ。
「サラリーマンである以上、出世が1番大事」と言っているMRと酒を飲んだ話のまとめ
熱男MR君は「MRは格好悪い。課長くらいにならないと格好付かない」と熱く何度も語っていた。
MRのような営業職は他人に気を使い、社内で指示される事が多いので格好悪いと感じる気持ちは良く分かる。
ただ、金を稼ぐという目的で考えれば確実に目的が達成できる格好良い仕事という見方もできると思う。
そもそも課長になると格好がつくのか？
そんな格好良い課長を見た事がない。
