みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
田辺三菱製薬の勤務間インターバル取り組みって大きく取り上げられているわよね。
田辺三菱のこの制度は本社部門だけでなくMRも対象に取り組まれているみたいよ。
今日はこの勤務間インターバル制度が、みなし労働のMRにどのような影響を及ぼすのか考えていきますね。
そもそも勤務間インターバルってどんな制度なの?
勤務間インターバルは厚生労働相HPで案内があるわよ。
簡単に言えば、その日の業務が終了してから翌日の業務が開始されるまでの間に一定時間以上のインターバル(休息時間)を設定するという制度よ。
例えば、残業で終電(0時)まで働いて翌日8時半に出勤するなどの働き方が出来ずに、しっかりと休息時間を確保して働けるという事。
インターバルの時間は規定されておらず、あくまでも事業主の努力義務程度。
この制度を導入している中小企業には国から助成金が支給されるようだけど、大企業が導入してもインセンティブは何もない。
田辺三菱が導入した勤務間インターバル制度の内容は?
田辺三菱製薬のような大企業が勤務間インターバル制度を導入しても何のインセンティブのない。
そのような意味でも田辺三菱がこの制度を導入したのは純粋に社員のQOLを配慮した行動だと思う。
もちろんメディアに大きく取り上がられるから、ブランドイメージ向上、企業PRなどのメリットはあると思うけどね。
この田辺三菱が導入した勤務間インターバル制度はこんな感じよ。
・11時間以上のインターバル時間を設定
→11時間以上のインターバルって事は講演会などで22時まで勤務をしたら、翌日の業務開始は11時間後の朝9時。
朝9時から仕事がスタートすんだから特に大きな変化は無いと思う。
・20時から翌7時までの原則業務禁止
→多くの施設では訪問規制があるので20時以降に病院にいる事は多く無い。
朝も同様に7時前から病院に入る事は多く無いと思う。
しかも20時以降の原則業務禁止は講演会やWeb、説明会などの際には上司の裁量権で実施出来るみたい。
そのような意味ではMR活動をしていく上では、こちらの規定も大きな変化にはならないと思う。
でも20時〜7時はメール・電話は無くなったり、夜に内勤をしなくて済むように内勤が少なくなったりの一定の成果はあると思うわ。
でも最も大きなインパクトはMRにも勤務間インターバル制度を導入していると公表した事によって会社が社員が働きやすい環境(内勤量削減、メール等々)を整える努力をし続けてくれる事だと思う。
田辺三菱製薬の勤務間インターバルはMRにとって朗報か?のまとめ
田辺三菱製薬が勤務間インターバル制度をMRに導入しても、講演会も普通に行われているみたいだし、働き方に大きな変化は無いと思う。
田辺三菱の勤務間インターバル制度の特徴
・11時間以上のインターバル時間を設定
・20時から翌7時までの原則業務禁止
現在のMRってそんなに深夜訪問などはしていないもんね。
でもインセンティブが付くわけでもないのに、導入した田辺三菱製薬の取り組みは純粋に社員思いだと思うし、素晴らしいと思う。