みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
先日、弊社の中堅MRが退職しました。
MR業界において転職はキャリアアップの重要なツールだと思う。
また、会社の方針と自分のプレイスタイルのマッチングもあると思うので、勤めている会社が合わないのであれば転職もアリだと思う。
そして、やり直しのチャンスにもなると思うので、今のままでは陽の目を浴びる事が無いと分かれば次の会社にチャレンジするものアリだと思う。
私は過去、複数の転職を繰り返して今のポディションにいると自覚している。
初めに勤めた製薬会社では、地方で生活習慣病薬、開業医担当であった。
あのまま月日だけが過ぎていたらと考えたらゾッとする。
なので、決して転職がダメだというつもりは毛頭にない。
しかし、今回のMRの転職の仕方を見ていると、きっとまた転職すると感じる。
今日はこのことについて書いていきたい。
正しい自己分析が出来ないMRは失敗を繰り返す。
本日、書いていくMR君を紹介しよう。
氏名:塩川君(仮名)
年齢:30代半ば
会社:専門領域担当MR
担当エリア:地方大学担当
職位:主任クラス(名刺に肩書きなし)
この塩川君は自分のことを優秀だと本気で思っていた。
なので、他人を否定したり、批判したりしまくっていた。
実際の会議場面でもSNSの世界でも常に文句を言い続けていた。
ちなみに、SNSでは本人は身バレしていないと思っているけど、周りはみんな気づいていてコメント読んで楽しんでいた。
この事については次回以降、記事にしていきますね。
大きな声で他人を否定したり、自分の行動を誇張して表現していたらから、周りも辟易して何も言わない状態が続いていた。
この状態が続くと、どうなると思いますか?
周りも彼に絡むとストレスになるので、何も言わなくなる。
そうすると誰も塩川君を正す事をしないから勘違いが助長する。
塩川君が仕事を出来るMRであれば良いんだけど色々とズレているからタチが悪い。
サラリーマンは仕事が出来るかどうかは自分でなく周りが決めることを忘れてはならない。
塩川君は、自分の事を優秀なMRだと勘違いしていた。
確かに、よく文献を調べてお勉強をしている事は理解出来た。
ただ、圧倒的に空気を読めず勘違いするクセがあるので、顧客と円滑なコミニュケーションが取れない。
だからね、お勉強が出来てもそれを使う機会が無いというか、塩川君的には伝えているんだろうけど、顧客を聞く耳を持っていない。
社内でも常に斜に構えた発言ばかりして、周りのやる気を削ぐような行動をとる。
こんな感じだからね、所長は全く塩川君を評価しておらず、都会の大学病院担当から地方大学担当に左遷されたんだよね。
第三者の立場から見ても妥当な判断だと感じた。
でも、自分が優秀と勘違いしている塩川君としては我慢出来なかったんだろうね。
この左遷人事を受けた数ヶ月後に転職して行った。
転職はキャリアアップだけでなくリチャレンジする時にも有効な手段である。
転職って色々な背景があると思っている。
私は転職して、希望の年収、希望の勤務地、希望の領域を手に入れてきた。
このようなチャリアアップだけでなく、リチャレンジする際にもとても良い機会になると思っている。
今の会社で致命的なミスをしてここでのキャリアが閉ざされている。
社内外問わず修復不能な人間関係で通常業務がままならない。
このような時も転職して全てをリセットしてやり直す事は決して否定される事では無い。
ただ、塩川君に限って言えば上記のどちらでも無い転職をして行った。
「自分は優秀だけど、周りの見る目がないから転職する。」
こんな考えで転職していけば、また数年したら同じ壁にぶち当たり再び退職すると思う。
プライドが実力をオーバーラップしているMRはまた失敗を繰り返す話のまとめ
プライドを持って仕事をする事はとても大切だと思う。
そして他人と比べて自分が優秀だと思う事も間違っていない。
ただ実際に「自分が優秀だ」「他人が無能だ」と公言する事は間違っている。
だってサラリーマンにとって、優秀かどうかは自分ではなく、他人が決めるのだから。
ちなみに塩川君は社内においても社外の顧客においても、空気が読めず仕事が出来ない少しイタいMRという評価。
仕事が出来ないMRだから、都会の大学から地方の大学に左遷された。
これが事実であるのに、塩川君は正しい自己分析が出来ず自分を左遷した会社が無能だと言って退職して行った。
こんな感じであれば再び上手く行かなかくなった時には、他人のせいにしてまた辞めていくんだろうな。
ちなみに、塩川君は匿名でやっているSNSがあるんだけど周りはみんな塩川君である事は分かっていてクスクス笑いながら見ていることも付け加えておこう。