みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
昨日、昔の会社の上司と会食しました。
20代の新人MRだった時の所長だった宮木さん(仮名)。
宮木さんは大手製薬会社で現在は支店長をしています。
その会食の中でMRの職位と年収について色々と話をしたので、今日はその事について書いていきますね。
大手製薬会社であれば職位と年収は大体同じ。
私は複数の製薬会社で勤務しているので、色々な会社の給料体系を理解している。
そしてMR友達に教えてもらったり、支店長の宮木さんに聞いた話を網羅的にまとめるとこんな感じたと思う。
一般MR500万円〜650万円
主任MR650万円〜750万円
係長MR750万円〜850万円
課長MR850万円〜1200万円
所長1200万円〜1600万円
支店長1600〜2000万円
職位が上がるほどボーナスの係数が高まるのでレンジ幅を大きくなる。
もちろん、一般的な話なので当てはまらないケースもあるがだいたい大手はこんな感じだと思う。
一部、福利厚生も所得に組み込んで提示しているベンチャー系企業は、もっと表面上の金額は大きいが、ここに示している年収はプラスして潤沢な福利厚生がある大手製薬企業を想定している。
支店長をしている宮木さんの昨年の年収は1800万円だって。
宮木さんは40代後半で支店長の中では若手だという。
もはや年収には興味がないと言う。
もちろん、多くもらっている自覚はあるが所長になってくらいから特に生活水準は変わっていないとの事。
ここまでくると年収が上がっても、上がった分だけ税金も上がるので、意味が無いと言っていた。
会社から株も貰っているし、自分で購入している株や不動産投資などもしているので年収以外の収入も多いとの事。
宮木さんは年収が上がる事には興味はないけど、もっとお金が欲しいと言っていた。
毎月50万円くらいのお小遣いがあればもっと人生が楽しいと言っていたのんで、いくら稼いでも満足はないのだと再確認した。
職位と年収で見ることも大事だが年齢と職務内容も考える必要がある。
40歳で係長になっても遅いでしょう。
個人的には30歳までには係長MRになり800万円くらい稼いで、35歳までに課長MRで1,000万円くらい欲しいと思う。
そして大事なのは、年齢軸を持つ事と職位に応じた仕事内容だ。
課長MRまでは基本的な仕事はMR業。
今の私が正にここで、もちろん後輩MRの育成などの仕事もあるが自分の仕事が最も大事。
ここを過ぎると所長になり、所長は中間管理職でストレスも多い。
そして支店長は会議に出ていれば良いので楽だと宮木さんが言っていた。
これを見ると、中間管理職の所長が1番費用対効果が悪いと思う。
いつもMRに八つ当たりをする所長ちゃんってよく見るけど、これは日々のストレスの大きさから起きているのだとも感じる。
MRの職位と年収を考えるのまとめ
職位と年収と年齢を並べるとこんな感じだろうか?
一般MR500万円〜650万円(23歳〜26歳)楽
主任MR650万円〜750万円(27歳〜30歳)楽
係長MR750万円〜850万円(31歳〜34歳)楽
課長MR850万円〜1200万円(35歳〜38歳)楽
所長1200万円〜1600万円(39歳〜47歳)ちょっと大変
支店長1600〜2000万円(48歳〜55歳)楽
どうですか?
現役MRのみなさんはこのレンジの中に当てはまっていますか?
やっぱり、MRは恵まれた職業だ。
色々と大変な事もあるが、金の心配をせずに生きていける事は本当に素晴らしいと感じる。