みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってーぃーよ。
昨年のMR認定試験はカンニングOKのオンライン形式だった。
全問正解する必要はあったものの、テキスト見てもOK、やり直してもOK、しかも、ある程度の実施期間まで設定されていた。
確か合格率は100%ではなかったと思うが、MR認定資格が欲しいと思って取り組んだ人はほぼ全員合格したでしょう。
しかし、今年のMR認定試験は、また従来のテスト形式に戻る。
そうなると、当日の本番一発勝負になる。
その中で新人MRに対して必ず無責任な事をいう周りのMRがいる。
今日はそんな無責任なアホMRの言う事を、絶対に信じてはいけないという話をしていきます。
例年の合格率は約70%、新規受験者は約80%、新薬メーカーで絞れば約90%を超える。
MR認定センターが過去の合格率を公開しているので改めて見て欲しい。
ここで確認すると毎年の全体合格率は70%〜75%前後。
全体の合格率70%で見た時には、不合格者は、勉強を全くしていない後発品メーカーMRや卸MSなどが大半だとは思う。
新規受験者の合格率が80%前後の中で再受験者の合格率が40%くらいなので、不合格になる人は、そもそも絶対に合格しなければならない人達ではないと推測出来る。
新規受験者であっても、本気で合格を目指していない人たちがいると想定すると、新卒入社の新薬MRであれば90%くらいの合格率があると思う。
どうですか?
90%が合格する試験なら楽勝だと思いますか?
毎年、新入社員MRに無責任な頭の悪いアドバイスをしている先輩MRが存在する。
新人MRが現場に配属されると、必ずと言っていいほど、このような発言をする先輩MRがいる。
勉強開始は1ヶ月前で十分。
全く勉強してない俺でも合格したんだから大丈夫だ。
あんなに一生懸命勉強して意味なかった。
新薬メーカーの合格率が仮に90%だとしても10%の不合格がいる事を忘れてはならない。
実際、毎年といって良いほど、私の周りには新薬大手製薬会社のMRで十分な研修を受けていても不合格になったMRが1人、2人存在する。
ほとんどの人が合格するから大丈夫なのではない。
ほとんどの人が合格する試験だから絶対に落ちるわけにはいかないし、不合格になった時のリスクが大きい。
このように考えるのが正しい。
不合格になれば、年間評価最低、昇給停止、入社早々にやらかしたレッテルを貼られる。
同期のほとんどが合格している中で、自分が不合格になったら同期の輪に自分の居場所がなくなることでしょう。
ちなみに新人MRは試験に合格すれば良いと言う訳ではない事も自覚するべきだ。
新人MRの評価は業績よりも行動が高い割合で評価される。
新卒新人MRが入社して1年間働いた時の評価方法って考えた事がありますか?
私は若手MRの管理する立場であるので、評価面談もする。
新人MRの評価指標は配属後、担当施設の実績もあるが評価ウエイトとしては微々たるものだ。
新人MRの評価指標はMR認定試験合格は当然として、あとは行動評価が大きなウエイトを占める。
新人MRの行動評価は色々なポイントがあるか下記の3項目はとても大事なポイントだ。
・計画的に仕事に取り組める。
・継続的に努力ができる。
・前向きにチャレンジする。
どうだろうか?
このような行動評価の下で、最後の最後に合格したから行動評価も100点って、なるわけない。
計画的に勉強に取り組んで、常に模試では平均点以上取っているようなMRが年間の行動評価で高い点数を取る。
なので結果、合格したから良いのではなく、MR認定試験の合格の為に、どのように計画的かつ前向きに取り組めたか?と言う事が最も大事だ。
「MR認定試験はラスト1ヶ月の勉強で十分間に合う」という周りの無責任な言葉を信じるなのまとめ
MR認定試験は合格すれば良いものではない。
入社後1年は医療機関に訪問する仕事以上に研修や勉強の時間が多い。
その中で行動評価には必ず「計画性」「継続的」「前向きに」このような評価ポイントがある。
全く勉強せずに常に模試で赤点をとり、周りに迷惑や心配を掛けていたMRが最後合格したからって、行動評価で良い点が取れるか?
ここまで考えて計画的に勉強しなければならない。
8月の模試で全科目80%の正答率。
10月の模試で全科目80%の正答率。
11月の模試で全科目90%の正答率。
そして12月を迎える。
これが正しい行動だ。
そして忘れてはいけない事に、十分な研修を受けている新薬大手製薬会社のMRでも少人数とはいえ必ず不合格者が出る。
多くの人が受かる試験に不合格する時のリスクはかなり大きい。
だからこそ、周りの無責任な奴らのアホなアドバイスを信じてはならない。