みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
MRの働き方が変化する事によって様々な新たな仕事が創出されてきている。
医療従事者とMRが双方でコミニュケーション取れるツールとしてPrJOYが出来た。
とても便利なツールが出てきたと感心していたら、ある程度の浸透が確認出来たタイミングで高額な使用料を徴収すると言い出した。
導入時は安くして浸透したら価格を乗せると言うマーケティング手法は携帯業界にも良く見られる手法だけれども、個人的にはとても不快感を抱いてしまう。
少しPrJOYの愚痴になってしまい話が逸れました。
新しい環境が出来るとそれに見合う、新たな仕事が出てくる。
伊藤忠商事が従来より運営していた医薬品情報サイト「ヤクジエン」の新機能で顧客からの面談リクエストを承ってMRとのWeb面談を仲介してくれるシステムを発表した。
既に大手製薬会社3社が契約したと発表されている。
詳しくはミクスの記事を確認してください。
伊藤忠医薬品情報サイト「ヤクジエン」でリモートMRサービス開始先発企業3社が利用(ミクスオンライン)
今日はこの事について書いていきます。
伊藤忠の医薬品情報サイト「ヤクジエン」を使っている医療従事者がどれくらいいるか?
薬剤検索が出来るサイトって色々ありますよね。
伊藤忠のヤクジエンもその一つだと思う。
検索エンジンに調べたい薬剤名を入れると製品特性が出てくる。
薬剤間の比較も出来ると書いてある。
一見、便利だけど、どれだけの人がこのサイトを活用しているのか?
そして利用規約の第8条「免責事項」を見ると、このような記載がある。
当社は次に掲げる事項に関して、一切の責任および義務を負いません。1.本ウェブサービスで提供する全ての情報に関する正確性、最新性、完全性、有用性、合法性。
便利かもしれないが、ここで調べたデータの正確性や最新性は補償されない。
薬価の記載はあるが正確性の保障はないと言われると不安になりません?
医薬品情報を調べる時には最新で正確な情報を求めるのではないか?
だったらPMDAの医療用医薬品 情報検索もしくは各社の製品サイトから調べるのではないか?
MRのWeb面談を取り次いでくれるコンテンツは確かに人気になると思う。
コロナ禍で医療機関に訪問出来ない中、MRが医者に情報提供する手段としてWeb面談は必ず必要なツールだと思う。
この絶対に必要なツールの仲介をしてくれるのであれば、金を払っても利用したいと思う製薬会社もいると思う。
なので、このヤクジエンが医療従事者にとってm3.comと肩を並べるくらい認知度が高いサイトになれば、もっと契約する企業が増えてくると思う。
しかしm3.comでもMR君で問い合わせが出来る、各製薬会社が設置している問い合わせ窓口も既にある。
この状況で最近性と正確性を保障しないサイトでのWeb面談にどれだけのニーズがあるか。
個人的にはMSがWeb面談を取ってきたら1件につきに何千円などの卸施策が最も効率が良いのではないかと感じる。
MSであればコロナ禍であっても医療機関に訪問する機会が多いし、そのタイミングでWeb面談の約束を取ってきてくれれば効率が良い。
MSから見てもWeb上でMR同行が出来るメリットはある。
もうこのような施策はやっていますかね?
最近、開業医の情報があまり入って来ないので、ご存知の方教えてください。
いずれにしろ、今あるコンテンツを上回るサイトでなければ浸透していかないのではないかと思ってしまった。
伊藤忠の医薬品情報サイトでMRのWeb面談を仲介してくれるらしいが、どれだけのパワーがあるか気になる話のまとめ
新しい環境になると新しい仕事が出来る。
今回もMRの情報提供がオンライン化してきた事によって総合商社の伊藤忠商事がWeb面談を取り次ぐシステムを発表した。
既に大手製薬会社が契約したと書かれているので、今後どのようになっていくのかが楽しみである。
ただ私はまだ、m3.comのMR君や各製薬会社の問い合わせ窓口を超えるメリットはまだ見えてこない。
内資エリア担当です。
WEB面談の施策は各社入れてると思いますよ!ただ、フィーを付けても現場MSに落ちるわけではないので基本的にはデポ長の力の入れ具合でMSの動きも決まるのかと。
MSも経験しましたが、今はゾロの回収など色々な業務に追われてて、よっぽどヤル気のあるMSでないと自分のエリアではWEB面談まで繋がらないのが現状ですね。
TBさん
コメントありがとうございます。
やっぱり既に卸施策になっているんですね。
教えていただきありがとうございます。
ゾロの回収は完全な巻き込み事故ですよね。
でも、卸の決算確認すると利益がほぼ出ていないので、今は施策で稼ぐしかないと思ってしまうのですが。
いずれにしろ大変ですよね。