みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
私は感情論がとても嫌いだ。
気合と根性があれば何でも出来ると思っている筋肉質な人を見ると引いてしまう。
そして何よりもMRという仕事は、気合の有無に関わらず外的要因で成績は左右される。
これらの大前提を理解した上でMRとして成功する為にはいくつかのマインドセットが必要だと考えている。
今日はこの事について考えていきたい。
MRの成績は外的要因に左右されがちなので一喜一憂しない事が大切。
過去に何度も記事にしているがMRの業績はスキルに相関しない事が多々ある。
担当している製品、エリア、施設などの外的要因に大きく左右される。
特に抗がん剤などの専門性の高い薬剤は、治験に参加するような超専門医と市中病院で様々な疾患を同時に診ている医者では処方ハードルは大きく異なる。
そして治験に参加するような超専門医が処方するにあたってはMRの情報提供は大した影響はない事がある。
過去に、超専門医が抗がん剤の新薬発売と同時にすぐ処方した事を、担当MRが「患者さんに無事お届けする事が出来て良かった」と呟いていた。
しかし処方医とはまだ面会出来ていない事実が後から判明して「何を偉そうに…何もしてないだろう」と裏で相当叩かれていた。
逆も然りで市場が大きいハイボリュームセンターを担当していて必死に勉強して必死に情報提供をしても、他剤の臨床試験が入っており全く自社医薬品が使われないなどのケースもある。
だからこそ、目先の業績に一喜一憂する事なく、やるべき事を淡々粛々と進める事が大切だ。
MRが外的要因が大きく影響するとは言え、全てが外的要因で構成される訳ではない。
MRは運で全てが決まる。
頑張っても意味がない。
どうせ使われない。
多分、採用されない。
こんな事を言って、出来なかった時の予防線を事前に引くMRがいる。
しかしこのような発言は止めた方が良い。
少しスピリチュアルな発言と思われてしまうが私は言霊があると信じている。
「出来ない」、「無理」、「やっても仕方ない」、これらのネガティブな発言はネガティブな魂が宿り、結果的に成功しない。
結果は外的要因に左右されたとしても、MRとしてやるべき事柄に変化があってはならない。
なので例え険しい道のりでも、発言するなら「動けば何か変化があるかもしれない」「やるべき事をこなせば道が開けるかもしれない」など前向きな発言をした方が幸せな結果が得られると信じている。
勝ち癖を身につけると案外、無理だと思っていた事も乗り切れる事がある。
私が20代の時に先輩MRに教えてもらった言葉。
「勝ち癖を身につける。」
学生時代のスポーツでも同じ話かもしれない。
勝つ癖が身に付いていれば、勝ち方(成功方法)が分かる。
この勝ち癖があると、勝負の瞬間に勝ち切る事が出来る。
そして勝つ事が癖になれば、負ける自分が想像出来ず、どのようにしたら勝てるのか?前向きな思考になる。
これが結果的に成功に繋がるのだと感じる。
MRの成績は外的要因が多い。しかし「言霊」と「勝ち癖」の意識は大切という話のまとめ
MRは努力と結果が相関しないケースが多い。
どんなに頑張っても使われない事もある。
逆に何をしなくても勝手に使われる事もある。
だからMRという生き物は意識高い系の勘違いが生まれるのだと思う。
そして全て他責にするMRも絶対に成功しない。
私は言霊という言葉を信じている。
ネガティブな発言からはネガティブな結果しか生まれない。
そして勝ち癖を身につける事によってきわどい勝負に勝ち切れるのだと思う。
国内製薬会社に2021年入社予定の大学4年男です。
毎日、ゆってぃーさんのブログを楽しみに読ませて頂いております。
来年度への期待と不安が入り交じる現在、もし可能でありましたら、「新人MRにありがちなミス、注意点」などと題して、ブログを書いて頂けませんでしょうか。
学生の身分で生意気なお願いですが、一読者として何卒宜しくお願い申し上げます。
既にブログとして書かれていた場合は、ご容赦ください。
コメントありがとうございます。
また製薬会社への内定おめでとうございます。
昔のように大量採用がない中で、今の時代に製薬会社に内定を取るのは本当に優秀なんだと思います。
新人MRが陥りがちなミスですね、少し考えて年内には記事にできたらと思います。
典型的なのがSNS絡みのトラブル。
過去のこんな記事も書いています。
MRがTwitterとFacebookで医者とトラブルになった話。
http://mrnoblog.com/8134.html
あとは異性関係ですかね。
MRってモテるんですよ。
この辺は改めて記事にしていきますね。
すぐにお返事を書いていただき、ありがとうございます。
「MRがTwitterとFacebookで医者とトラブルになったお話」、今一度読み返してみようと思います。
「新人MRが陥りがちなミス」については、年内でなくとも、ご都合の良いタイミングで構いませんので、書いて頂けますと幸いです。
よろしくお願い致します。