みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
皆さんの会社はコロナ禍で外勤が思うように出来なくなってからMRの評価指標に変化がありましたか?
色々なMRに聞くと「その評価指標はどんな意味があるのか?」という物が散見される。
今日はこの事について書いていく。
医者のメールアドレスを多く知っているMRは評価します。
医者のメールアドレスを知っているだけで評価が上がる。
メールアドレス入手は最終的な目標ではないはずだ。
医者と円滑なコミニュケーションが取れる手段の1つでしょう。
それでも、アドレスを知っていれば評価が上がるって摩訶不思議だ。
返事がもらえようが、そんな事は関係なくアドレスさえ知っていれば評価される。
こんなしょーもない事が実際にあるらしい。
弊社は、そこまでイカれた評価指標には今のところなっていない。
しかし案外、アドレス入手は評価項目になっている会社が多いと聞く。
返事があるかは、問われていないなら架空のアドレスを会社に報告して100%入手と報告すれば良い。
アドレス入手はあくまでも手段であるのにも関わらず、それを最終的な評価指標にするのであれば、このように考えるMRも絶対に出てくる。
実際に会える医者にもWeb面談をすれば評価します。
普通の感覚があれば逆だと思う。
MRには訪問してほしくないけど、あなたの話であれば直接聞きたい。
なので感染対策を施した上で是非、来てください。
このように言われるようなMRが評価されるべきでしょう。
Web面談の回数がゴールになっているから、このような事象が発生するのだ。
12月現在の私の活動は、6割直接訪問、4割Web面談になっている。
あなたの話であれば、訪問でもWebでも聞きたい。
こう思ってくれる医者を増やす事が最も大切だと思う。
会える医者に用事もなくWebで繋いで世間話をすると加点される評価システムは医者にとっては迷惑でしかない。
Web講演会の案内状やパンフレットを郵送した回数で評価します。
ここまでくると正気か?と感じる。
郵便代の経費精算が少ないと上司から詰められる。
駅前に立ってポケットティッシュを配る理論で、とにかくばら撒けという会社の指示。
毎日のように、求められてもいない資料を一方的に病院に送りつける。
友達MRの話を聞いた時に末期だと思った。
Web講演会の案内状をまとめて送ってしまうとネタ切れするので別々に送ると言っていた。
病院や医者にかかる迷惑などは関係ない。
毎日のように郵送物を送れば評価されるなら、MRはやるでしょうね。
でも、それが何のメリットになるのか?
嫌がらせの以外の何者でもない。
そして最近、MRからの郵送物が多すぎて郵送禁止の病院が出てきていると聞いた。
当然の結果だよね。
本当に必要な資料を送りたい時はどうするんだろうね。
会社の迷走した評価指標に振り回されるMRと被害を被る医者と病院の話のまとめ
このような相手の事を考えずに、会社よがりな事柄でMRを評価している光景を守ると製薬会社の本質は何も変わっていないのだと思う。
相手の迷惑などは関係ない。
薬剤を適正に使用してもらいための情報提供という建前なんかどうでも良い。
返事があろうがなかろうがアドレスを入手する。
会える医者もWeb面談。
相手のニーズを関係なく大量の資料を一方的に送りこむ。
これらの事柄は会社が指示しているんですよね。
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
郵送回数や、メールアドレスの取得数などが評価に関わる会社が多いのが現実のようですね。
顧客の迷惑を考えない行動が、結果的に自分達の活動の幅を狭めている事に気づいてほしいです。
私の知り合いは、上司が直接コーチング同行が出来ないという理由で、直接面会する際は顧客との会話をボイスレコーダーに録音し提出、もしくは面会前から上司と電話をつなぎ面会中は会話を電話越しに上司が聞くといった、普通なら考えられない活動を迫られていて、どうしたらよいか、何が正確か分からず嘆いていました。
その上司も同行回数を会社から追われているんでしょうが、さすがにモラルがなさすぎるなと感じました。
他にも普通であれば考えられないような活動を迫られているMRがたくさんいるんでしょうかね。
コロナで活動が制限される中でも、どのようなMRが本当に評価されるべきか、またどういった活動が顧客に必要なのか考えてほしいものです。
コメントありがとうございます。
盗聴は聞いた事はありませんでしたが、製薬会社ならやりそうですね。
相手に許可なく盗聴する事は例え刑法上の犯罪にならなくとも倫理的には大きな問題が起きそうですね。