みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
MRの利点って様々あるけれども、その中の1つに「MR活動中に監視されずに自由」という事があると思う。
しかし、最近ではiPhone、iPad、車のドライブレコーダーが設置される事によって「GPSで会社が監視しているのでは?」と言う懸念が出てきている。
確かに今のGPSはかなり高性能で電源を切っていても検知出来るし、場所の特定も詳細に分かる。
病院の駐車場に停めていても、病院全体を示すのではなく、正確に駐車場を示すほどの正確さだ。
このGPSの発達によって「サボっているのがバレるのか?」という恐怖は確かに増えた。
今日はこの事について考えていきます。
PIPに入れられた後輩はGPSを使った行動履歴を全て出されて追求された。
PIPの説明は今更不要だと思う。
MRが観念するまで徹底的に追及して追い込むのがPIP。
このPIPに入れられた後輩が支店長と人事の面談でGPSを使った行動履歴を詳細に出されてビビったと言っていた。
何月何日何時何分どこにいたのか、どのような行動をしたのか事細かく出されたらしい。
当然、会社に報告している活動履歴との差異について追及されていた。
そしてエリア外を大きく出ている事は無かったんだけど、病院から離れたこの場所に行った理由は?という感じで1つ1つ詰められていった。
こうなってしまったら降参するしかない。
PIPに入れられたMRだけの話ではなく、全MRにも言える事だが、このように追及された時に清廉潔白を主張出来るMRは存在しないでしょう。
GPSに怯える前にGPSで検証されるような怪しい評価にならない事が大切
もちろん、変な場所やテリトリー外、県外に移動するような事はするべきではない。
でも、いくらしょーもない検証しかしない本社であっても、全MRの行動をGPSで管理するのは不可能だし、やらないと思う。
この場所に行ったのは営業中か?有給中か?
テリトリー変更があった度に、監視する設定も変更しなければならない。
そして私の場合で言えば、後輩の同行で自テリトリー外まで車を走らせる事は間々ある。
会社によってはMRの人数が2000人近く存在する。
この2000人の有給を管理して、常に最新のテリトリーを把握して、通常稼働なのか他MRの同行なのか?これらを全て察知して、行動把握をするのは無理だと思う。
なので会社が「このMRは怪しいから調べてみよう」もしくは「辞めさせたいからアラを探そう」と思われない行動が大切なんだと思う。
そして普通の感覚があれば昼食を取るために移動くらいならば容認される事でしょう。
MR活動中のGPSで行動確認されているかと戦々恐々する前にやる事あるし、必要以上の警戒は不要な話のまとめ
最近のGPSの性能の高さは確かに怖いと感じる。
その気になれば、病院の駐車場にいて院内に入っていない事だって分かってしまう。
なので会社は辞めさせたいMRがいた時には徹底的に検証してくるでしょう。
しかし全てのMRの行動管理をする事には限界があると思う。
イレギュラーな訪問や同行、テリトリー変更や有給中の行動なのかなど全てを把握して管理するのは無理がある。
少しくらい病院から離れた場所にいって買い物をしたり食事をするくらいで怯える必要は無い。
県外に遊びに行ったり度を過ぎた行動はヤバいけど、GPSに過敏になりすぎる必要はない。
それよりも会社から「辞めてもらいたい」「怪しいから調べてみよう」と思われないようにやるべき事をしっかり取り組む事が大切でしょう。