みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
MR経験も10年超えてくると所長の存在なんてどうでも良いと感じる。
所長に助けてほしい、守って欲しいなんて気持ちは更々なく、どんな所長であっても自分の仕事のスタンスは変わらないと思っている。
そんな中、所長ちゃんが営業所会議でこんな事を言ってきた。
これからは結果を持って全てを判断する。
細かい事を言わないので自分の進むべき道をチャレンジして欲しい。
私にとっては、この所長ちゃんのスタンスでありがたいと感じているんだけど、全営業所メンバーにこんな事を言ってきたのに大きな違和感を感じた。
経験の浅いMRも結果しか見ない?
結果が出ない施設を担当している人はこの時点でゲームオーバー?
今日はこの事について考えてきたいと思う。
結果で全てを判断する時に中間管理職の役割は何だろう?
結果が全てという考えが間違っているとは思っていない。
結果さえあれば、その過程は後付けでどうにでも言える。
いかなる理由にせよ結果が出ていないMRが結果が出ているMRよりも高い評価になる事は確かに違和感ある。
なので結果が1番大事である事は間違いない。
でも、そうであれば中間管理職の存在意義は何になるのか?
「好きな事をして良い。全ては結果で判断する。」
出てきた結果は本社でPC叩いている人達でも分かる。
だとしたら所長ちゃんの存在価値は無いと感じた。
所長は部下の能力に応じでサポートの手厚さを使い分けゴールに導くのが仕事でしょう。
能力の低い所長にありがちな考え方
「これが俺のやり方だ!」という所長。
本来、所長という中間管理職は自分の色などは必要ない。
主役であるMRが最も早いスピードで成長出来る環境を整えるのが所長の仕事だ。
経験豊富なベテランMRであれば、今回の宣言のように「細かい事は言わないので結果だけ出してこい」でも良いと思う。
しかし営業所にいる全てのMRにそれを言ってしまったら所長自ら、無能さを露呈しているようなもんでしょう。
経験が浅いMRに対しては権限委譲をして自由にやらせるよりも明確な指示を出し成功経験を積んでもらった方が良い。
臨床試験や施設の専門性によって、短期的な実績を出すのが難しい担当者であれば行動ベースのゴールを握る事も必要でしょう。
後は個々のモチベーションや精神状態も加味する必要がある。
これら個々MRのスキルや経験、担当施設や精神状態などを加味して、その都度サポートする量を変えたり権限を委譲して営業所運営をしていくのが所長の役割だ。
それを一切考えず、結果だけ見ると行ってのける所長は残念だけどレベルが低い。
所長が会議で「結果で全てを判断する」と言ってきた。所長の存在意義は?と質問したい話のまとめ
うちの所長ちゃんは今後は結果で全てを判断するらしい。
自ら自分の存在価値は無いと言っているのと同じ話をしていた。
能力の低い所長に限って一辺倒な組織運営や評価基準を設けがち。
本来の所長の役割はMR個々の状態に応じてサポート体制を変える事でしょう。
決して難しい話では無いが、意外とリーダーとして基本的な考えが出来ておらず一辺倒な所長ちゃんが多いと思う。
学生時代の部活などで中心的な役割を担ってきた経験などがある人は自然と出来るんだけど、学生時代に陰キャラで何かの拍子で会社の中間管理職になってしまうと、このような残念な結果になりがちだと感じる。
今日、初めてブログを拝読させていただきました。私は精神科領域のMRをしております。内容がとても面白く一気にブログを読みましたが、こちらの所長に関する記事は今の私の上司と共通する事があり、とても親近感がわきました。とは言いましても、私の上司は「結果で全てを判断」ではなく毎日馬鹿の一つ覚えのように「面談数を増やせ増やせ」と言っています。しかもWEB面談ならまだ分かりますが、訪問も含めて増やすよう言うのです。なぜなら、所長も上からそう言われているから。でも、それって、上から降ってきたことをそのまま部下に伝えるだけじゃ、あんたの存在価値は何よ?と私は言いたい。と言うことで、私の上司も自ら無能だと示しております。長文、失礼しました。
momoさん
コメントありがとございます。
どこも同じですね。
きっと限られた管理職ポストを掴んだ人なので何か秀でるものがあったのだと思います。
しかし実際、上司からその片鱗は見られない。
と言う事は管理職になるとスキルが退化するのか?
もしくは、管理職になった事がそもそも、事故だったのか?
答えは分かりませんが、いずれにしろ部下が不幸ですよね。