みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
気持ち悪いくらいアピールしていたMRが今季から絶望的に数字が悪化して態度が急変して、その豹変ぶりが面白かった。
私の周りに面白いMRがいるので今日はその事について書いていきたいと思います。
毎回言ってるけど実績は自分の仕事ぶり意外の要因も多々ある。
優秀なMRが必ずしも実績が良いとは限らない。
それは、外的要因も大きく関係してくるから。
自分が担当している施設で、自社医薬品の臨床試験が始まればMRの存在などは一切関係なく使われる。
また担当している領域の専門医であれば、新薬でも率先してして使われるでしょう。
MRの頑張りが関係ないとは言わない。
MRがしっかりと情報を届ける事で、副作用もマネージメント出来て長期間、自社医薬品が使われる事につながる。
なので、MRの頑張り、担当施設、市場、担当医師に専門性、臨床試験など様々な要因で実績は構成されると思う。
何年経っても、どこに異動しても必ず数字が良いMRもいる。
そのMRは本当に優秀だと思う。
逆を言えば、1年2年、もしくは1回2回数字が良いくらいでは運なのか自分の功績なのかは判断つかないと思う。
数字の良いエリアを新たに担当したMRが自己アピール&他人への攻撃が始まった
前任が担当している時に急激に実績が上がったエリアをそのまま引き継いだMR(仮名:中畑君)。
担当エリア運もサラリーマンにとっては大切な事だと思うので、それ自体を否定する事は出来ない。
しかし中畑君は実績が良い事を自分の仕事ぶりの結果であるというアピールが凄かった。
「販売実績は活動の結果である。」
「販売実績は患者貢献の指標である。」
「患者に寄り添ったMR活動をしていれば販売実績は付いてくる。」
と猛烈にアピールしまくっていた。
しかし、意外と所長の含めて少し冷めた目でその様子を見ていたら、今度は他のメンバーを否定し始めた。
「この実績で患者貢献が出来ているのか?」
「今の結果に満足しているのか?」
「今の自分に足りない事を発表してください。」
こんな感じて周りのメンバーを徹底的に攻撃していた。
面白いのは、このような攻撃コメントがメールや会議資料にしっかりと残っている事。
中畑君の絶好調だった実績が今期から下がり続けている。
下がっている理由は私は知らない。
特に大きな臨床試験の話は聞いていなかったので、もしかしたらタイミングの問題なのかもしれない。
しかしピーク時に比べたら半分以下の実績になっている。
そして当然、中畑君も実績減少の理由は分かっていない。
ついこの前まで「数字が悪いMRは患者を助けられていない自覚を持て!」と騒いでいたのにも関わらず、今は営業所で1番数字が悪い。
会議で数字の確認などがされた際には中畑君は終始笑ってごまかす。
中畑君の唯一の救いは、数字が良いときは周りを攻撃して、数字が悪くなったら笑ってごまかすという矛盾した行動を追及する人がいなかった事。
周りのメンバーも、ちょっと変な奴って感じていたので避けている感はありましたね。
前期に数字が良くて周りにアピールしまくっていたMRが今期、絶望的に数字が悪い話のまとめ
自分のアピールのために他人を攻撃するようなMRは今回の中畑君のように、自分に返ってきてしまう。
ついこの前まで、自分より実績の悪いMRを「悪」として徹底的に攻撃していた。
しかし、自分が数字が悪くなった途端に「笑ってごまかす」という始末。
以前に、同じように自分の実績の良さを猛烈アピールしていて、その後、実績が急降下したMRがいた。
中畑君は笑ってごまかしていたけど、このMRは「俺みたいな優秀なMRが数字が悪いって事は目標の設定が間違っているだけだ!」と開き直っていた。
これくらいのハードメンタル持っていた方がMRとしては良いのかな。
いずれにしろ、目の前の数字を使って過剰なアピールをしたり、他人を攻撃していたら、いつか痛い目に合うと思う。
中畑君は、過去に自分が発表した会議資料やメールを読み返してどう感じるのかインタビューしてみたい。