MRのお仕事

未だWeb面談実施0回MRは仕切り直してもう一度依頼する価値があるかもしれない話。

投稿日:

みなさん、こんにちは。

現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。

緊急事態宣言が解除されて徐々に外勤し始めているMRさんも多いですよね。

私も対面面談が少しずつ増えてきています。

先日の対面面談の記事はこちら

4ヶ月ぶりに対面面談した医者から今後のMR像とMRの必要性について聞いてきた話。

とは言いながら、まだまだ通常運転とは行きません。

訪問出来ない状況は当分続くでしょう。

その中で切っても切れないアプローチ手段がやはりWeb面談。

この状況下で未だにWeb面談が出来ていないMRさんがいたら改めて考えるべき事があるのではないかと思うので今日はその事について書いていきます。




新型コロナ感染拡大当初は、医者もMRもWeb面談に強い抵抗感があった。

弊社は3月上旬に「医者にWeb面談を申し込んでこい」という業務指示が出た。

この話を聞いたときに正直「会社は狂っている」と思いました。

その時に書いた記事がこちら。

「新型コロナでMR活動自粛が長期化するので今後はWeb面会を強化します」だって。

事実、この時期は日に日に感染者が膨れ上がっていき、医療現場はかなり混乱していた。

メールで連絡を取り合うのにも苦労を要する状況下で、今まで使った事ないシステムを医者に理解させてWeb面談を実施するというのは、今考えてもハードルは高い。

そして医者からしても、勘弁してくださいという反応が多かった。

私は3月4月はWeb面談を1度も実施出来ていない。

そこから3ヶ月くらいの月日が経過して何か変化があっただろうか?

オンライン診療、学会のWeb開催など医者も業務でWebを使う状況になってきた。

Web面談に抵抗が強かった医療従事者は嫌でも使わなければならない状況になっている。

診療をしていく上ではオンライン診療がスタートしましたよね。

特に開業医では患者離れが深刻になっており経営悪化などが報道されている。

この状況下において、オンライン診療は避けては通れない手段だと思う

そして学会においても同じです。

大きな学会ではアメリカ腫瘍学会(ASCO)がリモート開催になりましたよね。

その他、国内の学会においても今年の秋までの開催は既にWeb形式に変更になっているケースも多いでしょう。

学会活動がWebに移行する事に伴って、致し方なくWeb接続などを学んだ医者も多いと思う。

このように今までWebに免疫が無かった医者たちも否応なしに使わざるを得なくなった。

そして、いざ使い出したら設定も楽だし、音声のタイムラグもなく意外と使いやすくて便利である事に気づく。




このタイミングでMRはWeb面談を今一度チャレンジする価値があるかもしれない。

過去にWeb面談を相談してスルーされたり断られたDrに対して一度、依頼まで行かなくとも状況を確認する意義はあると思う。

私が先日、Web面談を実施した医者も自分で使うようになってきたMRからの依頼を受け入れる様になったと言っていた。

メールではタイムリーな会話のキャッチボールも出来ない。

電話では資料を示しながら話せない。

Web面談であればそれは実現出来る。

全ての医者にWeb面談を実施するのは難しいけれども、やれる医者から実施して行けば良いと思う。

Web面談を前向きに取り組む記事も過去に書いてある。

医者がWeb面談やれる状態であれば前向きに取り組もう。Web面談の依頼ネタを考える話

MRの今後のあり方を考えた時にWeb面談は絶対に避けられない。

このWeb面談の実施が出来ないMRは間違いなく弾き出されてしまうと感じる。

未だWeb面談実施0回MRは仕切り直してもう一度依頼する価値があるかもしれない話のまとめ

少しずつ対面面談も再開し始めている。

対面で面談出来たとしても今度はWeb面談は必要なツールになると思う。

例えば、講演会の打ち合わせ。

開催場所と座長が北海道、演者が大阪、本社マーケが東京。

このようなケース今までは現地の担当者が個別に面談して、伝言ゲームのような形で講演会の打ち合わせをしていた。

しかしWeb面談ツールを使えば今後は、講演会前にWeb上で一堂に会して打ち合わせをする事も可能になる。

またゲスな考え方をしても本社がWeb面談をやると言った以上、ならない理由をこねくり回しても意味がない。

Web面談を実施する以外の選択肢は存在しない。

会社の意向に反するMRは必ず弾き出されてしまう。

今までWeb面談を実施した事がないMRがいたら一度考えるきっかけにして欲しい。

ちなみに私は偉そうにいうほどWeb面談は出来ていません。

今までで通算7回です・・・



-MRのお仕事

執筆者:


  1. 通りすがりのMSL より:

    いつも楽しく拝見しております。
    web面談は過度に及び腰にならなければ比較的容易にとれますよ!
    私は4月から40回ほど行いました。
    特に教授など秘書がついてるケースは秘書が調整してくれてのでまず取得できます。
    MSLなので若干事情が違うかもしれませんが、私はプライマリー領域で死にゆく領域かもしれませんが、リモート面談にハードルはほとんど感じてません。
    むしろコロナ後に出張の楽しみが減りそうで少し寂しいです笑

    • mrnoblog14 より:

      コメントありがとうございます。
      4月から40回は凄いですね。

      教授の秘書さん完全コーディネートは助かりますね。
      Web面談のシステムのハードルがクリアしたら次は面談内容ですかね。
      面談内容は対面面談にも付き纏うテーマですので、Web、対面以前の問題ですね。

      おっしゃる通り、出張がなくなるのは残念です。
      実は私も福岡と北海道が決まっていたのですがキャンセルになってしまいました。。。

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