みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
希望のエリアで働けているMRってどれくらいいるんでしょうね?
異動希望を出しても東京、大阪などの人気エリアはなかなか叶いませんよね。
会社の人事異動を待っても進まないので転職で希望勤務地を叶えようと考える人も多いですよね。
希望勤務地を叶えるためにコントラクトMRを選ぶ人もいるでしょう。
コントラクトMRは転身は生涯ないと思いますか?
実際に勤務地優先でコントラクトMRになった人の事例を紹介していきますね。
MR認定資格を持ってコントラクトMRに転職すると希望勤務地を考慮してくれる事が多い。
コントラクトMRに転職する際にMR未経験の異業種からの転職だと希望勤務地が叶う可能性は低いわよね。
異業種からコントラクトMRに入社する条件が「全国勤務」になっているケースがほとんど。
MR認定資格を持たずに入社して、その後に資格を取らせてくれるので希望勤務地のわがままは聞いてくれない事が多い。
しかしMR認定資格を持った経験者転職であれば入社する時に「希望勤務地考慮」という文言が記載されているケースがある。
このようにMR経験者がコントラクトMRに転職する際には希望勤務地を聞いてくれるケースは確かにあると思う。
しかし「希望勤務地考慮」という言葉にどれほどの効力があるのか?
本当に希望勤務地で働けるのであれば「考慮」という文言は入らないと思いませんか?
私に2人の仲良しMRが実際に転勤したくないという理由でコントラクトMRに転職しました。
その後の経過を紹介します。
経験者MRは入社時は希望勤務地が叶う。しかしプロジェクトには終わりがある。
1人目は小泉さん(38歳)。
大手製薬会社に勤務していたけど、35歳の時に戸建てを建てて、子供が小学校に入学したので転勤をしたくないと言う理由でコントラクトMRに転職しました。
もちろん入社時は希望勤務地が叶う形で大手製薬会社のプロジェクトがスタートしました。
そして、その大手製薬会社のプロジェクトは2年で終了。
次にプロジェクトも当然、現在の住まいから通える場所を希望していた。
しかし、このタイミングで小泉さんが希望しているエリアのプロジェクトはない。
この時には運良く急遽、中小ジェネリックメーカーの欠員補充があり小泉さんは希望のエリアで新プロジェクトに参加する事が出来ました。
希望の勤務地は手に入れたものの希望していなかったジェネリックメーカーのプロジェクトに参加する事になってしまったの。
中小ゾロ会社の仕事はかなり、しんどいって言っていたわ。
でも勤務地が叶っただけ良かったわよね。
そしてこの中小ゾロ会社のプロジェクトも1年で終了するので1年後にまた、希望エリアのプロジェクト募集があるか今から不安に感じているわ。
希望勤務地を考慮したけど今のタイミングは九州エリアのプロジェクト募集しかありません。
2人目は平崎さん(32歳)。
結婚したての奥さんが専門職で転勤が出来ない。
なので平崎さんも転勤をしたくない理由でコントラクトMRに転職。
平崎さんもコントラクトMRに転職した初めのプロジェクトは希望勤務地が叶った。
しかし、やはりプロジェクトは2年で終了してしまう。
プロジェクトが終わる前に次にプロジェクトの検討を始めるんだけど、平崎さんの希望エリアのプロジェクトがない。
会社としても「希望勤務地を考慮」してあげたい気持ちは十分あるけれども、プロジェクトがない以上、叶える事は出来ない。
平崎さんが希望するエリアのプロジェクト求人が出てくるまで、待機されているわけにはいかない。
結果、希望勤務地は考慮したけどプロジェクトがないという理由で叶わず九州のプロジェクトに参加する事になった。
コントラクトMRになれば希望勤務地で働き続ける事が出来るという幻想は危険のまとめ
コントラクトMRは製薬会社のMRよりも希望勤務地で働ける可能性は高いと思う。
しかしあくまでも考慮であって、その時にそのエリアでプロジェクトスタートが無ければ叶いようがない。
今回のプロジェクトは希望エリアで働けても、通常プロジェクトは2年前後で終了してしまう。
2年に1度新しいプロジェクトに行かなければならないと考えたら、その都度、自分の希望しているエリアで新プロジェクトがスタートしなければ希望勤務地で働き続ける事は不可能でしょう。
私の友人2名も希望勤務地を優先するために年収を下げて、コントラクトMRに転職したのに、希望していないプロジェクトだったり、結果的に希望エリアが叶わないプロジェクトに参加する事になってしまった。
またのケースで製薬会社MRから年収を下げてコントラクトMRになったのに、プロジェクトがない事が理由でコントラクトMRから他部署のPMSモニターに移動になり希望エリアで希望勤務地は叶ったけど更に年収を爆下げしたケースのも聞いた。
絶対に希望エリアで働きたいのであればコントラクトMRよりも製薬会社のエリア限定MRの方が格段に良いと感じる。
昇給アップは無くても転勤が無い事に重きを置く場合、昨日の記事を見てコントラクトってどうなんだろうなぁと思ってたとこでした。
リリー、、惹かれます^^;
kcさん
コメントありがとうございます。
コントラクトはもちろん、希望勤務地を優遇してくれるとは思いますが、叶い続けると錯覚して入社する人は将来後悔することになると思います。
その中で、リリーのエリア限定採用は良いですよね。
待遇が変わらず、転勤がないのは素晴らしいですよね。
コントラクトMR=地域が選べるというのも一昔前なんでしょうか?
女性だと結婚・出産のタイミングでコントラクトMRを選ぶ方もいますが、希望勤務地が叶うのは転職時だけ。しかもプロジェクトに入るときは子供がどんなに小さくても1週間ほどの缶詰研修、産休・育休も会社によってはなしで結局、メーカーに戻ったり、PMSモニターになる方が多いようです。
時短や地域限定もリリーさんのように処遇を変えずにであれば活用が増えるんでしょうねー^^
yokochaさん
コメントありがとうございます。
コントラクトMRの勤務地は今も過去もそう変わらない「優遇」だと思います。
ただ、過去はプロジェクトの量が多かったので、なんかしらのプロジェクトがあるので
希望の勤務地が叶いがちだっただけなんだと思います。
転勤のリスクが取れないならPMSモニターもしくはエリア限定のリリーが良いですよね。