みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
私の会社でもコロナウイルスの影響で講演会が中止になりました。
みなさんの会社は講演会の中止措置など起きていますか??
今日は講演会中止案内を先生に報告した時に軽いディスカッションになったのでその事について書いて行きますね。
日本におけるコロナウイルスの状況
詳しくは厚生労働省が頻繁にプレスリリースをしているのでそちらで確認
2月17日現在
日本での罹患者数(PCR検査陽性)59人、死亡者数1名
日本では罹患者数が少ないけど、コロナウイルスは感染力が強いので一気にパンデミックする可能性がある。
注意が必要と言えば、そうだと思う。
ちなみに世界最大の猛威を奮っている中国では罹患数70,548人、死亡数1,770名。
日本と中国の罹患数と死亡者数を考えた時に、外出を控えてマスクの買い占めをする必要がある超緊急事態と言っていいのでしょうか?
何かと比べて判断するとイメージしやすくなる。
米国でインフルエンザ罹患数1900万人、死亡者数1万人を超えた
全世界におけるコロナウイルスの死亡者数は1775人
アメリカにおけるインフルエンザの死亡者数は10,000人以上
日本で死亡者数に関しては正確な数値は最近発表されていないけど毎年最低でも100人以上死亡している。
コロナウイルスの死亡数は全世界で1775人(日本1人)
インフルエンザの死亡数はアメリカだけで10,000人(日本でも100人以上)
どっちが恐ろしいのか?
両方恐ろしいのは間違いない。
しかし少なくともコロナウイルスの10倍はインフルエンザを警戒しなければならないと思う。
コロナウイルスは警戒するのにインフルエンザの警戒をしない状況が滑稽
アメリカでは今シーズン10000人以上インフルエンザで死亡している。
日本でも毎年100人以上インフルエンザで死亡している。
これを考えれば、インフルエンザ感染シーズンは公式行事を一切してはいけないと思う。
毎年インフルエンザ感染シーズンに東京マラソンを開催するのに、今年は東京マラソンの一般参加が中止になった。
どうなんでしょうね。
もちろんコロナウイルスには注意が必要だと思うけど些か過敏になりすぎているようにも感じる。
少なくとも全世界で見ても、日本国内で見ても、コロナよりもインフルエンザの方が恐ろしいと思う。
製薬会社が講演会を中止にする真の目的は自己保身の様に見えてしまう
弊社が講演会を中止にした理由は
「参加される先生方の健康を確保する為」
しかし毎年、コロナウイルスの何倍も死亡者が出ているインフルエンザ感染シーズンには講演会は開催される。
インフルエンザ感染シーズンに講演会に参加する先生の健康は確保しなくて良いのか?
世間がコロナウイルスに敏感になっている時期に製薬会社が講演会を企画すると風当たりが厳しいから中止にする。
このように感じてしまうのは私だけでしょうか?
もし本当に医者の健康確保で講演会を中止にするのであれば、毎年9月から3月の間はインフルエンザ感染シーズンなので講演会は企画するべきではない。
だってコロナよりも、遥かにインフルエンザの方が死んでいるんだから。
コロナウイルスの影響で講演会を中止する製薬会社の対応は正しいか?のまとめ
コロナウイルスは恐ろしい。
2月17日現在
中国で罹患数70,548人、死亡数1,770名。
日本で罹患数59人、死亡数1人。
しかし、コロナウイルスよりも遥かに恐ろしいインフルエンザが蔑ろになっていないか?
アメリカでは今シーズンだけで10,000以上死んでいる。
日本では毎年100人以上死亡する。
世間の目に敏感な製薬会社が今の時期に講演会を中止にするのは、ありがちな対応だと思う。
おかげで夜の仕事が減ったので楽になった。
これで飲みに行けるわ。
ゆってぃー様
いつも拝見させていただいてます。ためになります。
主催・共催のセミナーをしばらく中止する製薬会社はゆってぃー様の会社だけでないと思いますが、学会開催にも大きな影響が出ますね。日循とか内科学会、日眼など大きな学会が続きますけど規模縮小or中止になりそうですね・・・
コメントありがとうございます。
先ほど医者とも話ていましたが実際のところ、コロナウイルスはただの風邪。
ただの風邪でここまで活動を制限するのは正しくない。
でも世間の風潮から考えれば当面は学会や講演会などの自粛は致し方なさそうですね。