みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
2019年にパワハラ防止法が成立して2020年6月から施行される事が決まりましたよね。
どうですか?
あなたの会社にはパワハラする頭がイカれた人間はいませんか?
今日は、うちの会社で起きたパワハラ事件について書いていきますね。
パワハラ防止法が出来ても当たり前にパワハラが横行している現状
パワハラの認知は10年前に比べれば格段に向上していると思う。
「パワハラを認めません」
「ハラスメントホットラインを設置しました」
こんな言葉を聞く機会も増えた。
それでも当たり前にパワハラが横行している現状がある。
ちなみにパワハラの定義を再確認するとこんな感じ。
「優越的な関係に基づいて業務の適正な範囲を超えて身体的もしくは精神的な苦痛を与える又は就業環境を害する事」
詳しくは厚生労働省が発表しているこちらで確認してね。
うちの製薬会社で所長がMRにしている具体的なパワハラ事例
所長がMRに対して「おい!」「お前!」なんて高圧的に呼びつける事なんて普通。
会議でMRに対して大声で怒鳴りつけたり、叱責する。
「社会人として終わっている」などの人格否定。
出口のない追求をする。
特定のMRの悪口をいつも言っている。
ただ、これらの被害を被るMRは必ず決まっている。
気が弱くて、おどおどしているMRが標的になる。
自己主張が強いMRと気が弱いMRが同じ事をしても恫喝されるのは必ず、気の弱いMRだけなのよね。
気弱なMRが所長のパワハラに耐えかねてハラスメントホットラインに通報しました。
いつも所長のパワハラにひたすら耐え続けていた気が弱いMRが、とうとう我慢の限界になりホットラインに所長のパワハラを通報しました。
その後の流れをこのMRから聞きました。
ホットラインに通報されてからのフローとして、まずは人事から3箇所にヒアリングが入る。
3箇所とは
①パワハラを受けたと主張するMRから具体的な内容を聞く。
②パワハラをしたと言われている所長に事実確認をする。
③このMRと所長の近くにいる第三者(他のMR)からの客観的な意見聴取をする。
この3箇所から聴取した話をベースに本社部門の委員会が開かれてハラスメントの有無の認定と処分検討。
しかし、この本社部門の委員会が開かれるまでに行われる事とは。。。
パワハラ所長が委員会開催までに徹底的な根回しをする。
パワハラ所長が1番初めにすることは、周りの第三者MRに根回しをする。
「俺はパワハラしてないよな?」「俺は成長の為の指導だよな?」と周りのMRにプレッシャーをかける。
周りのMRも自分の立場が危うくなる事を恐れ所長の言いなりになる。
それからは、支店長や本社の部長連中に猛烈なアピールと根回し。
支店長からしてみても、直属の部下である所長がパワハラをしていたとなれば管理不足から自分の評価にも影響がある。
そうなると結果は歴然。
パワハラと主張するのは被害を受けた気弱なMRただ1人。
パワハラではなく、あれは指導と主張するのは所長、周りのMR達、支店長、本部の部長達。
その状況で委員会が開かれた結果はこちら
「このMRが仕事についてこれず適正な指導をパワハラとすり替えて主張した。」
所長がMRにパワハラ通報されました。その結果を見て製薬会社の闇の深さを悟った話のまとめ
うちの会社にはパワハラ所長が存在する。
うちの会社にはパワハラの被害を受けているMRが存在する。
このMRが勇気を振り絞ってホットラインにパワハラ通報をした。
その結果
パワハラは存在しない。
このMRが仕事についてこれない事をパワハラとすり替えただけ
所長は当然、処分なし。
このMRは「自分の能力の低さを棚に上げて指導をパワハラとすり替えて騒ぎ立てたやばい奴」とレッテルが張られ、このパワハラ所長に全国の所長やMRに言いふらされた。
これが現実なんだと思う。
どんなにお国がパワハラがダメだと主張しても、絶対になくならない。
パワハラは当たり前に繰り返される現実を受け入れて、パワハラを受けない防御策を考えた方が賢明。
闇は深いわ。
こんにちは、読んでみたら面白かったのでコメントします。
うちの会社はもっと、ひどく未だに賄賂や接待してて上司も容認してます
もしよかったら見ていただきたいのですがここって送り先とかないんでしょうか。
コメントありがとうございます。
宜しければ教えてください。
アドレスです。
mrnoblog14@gmail.com
久々に書き込みます ゆってぃ様ブログはあるあるで読み始めるととまりませんね ホットラインなるものは正しく稼働していないですよね 私がいた会社でもありましたが、ゆってぃ様の話とは違い、訴えられた人間が辞めさせられたり、異動させられたりはありました 経緯は知りませんが しかし、訴えた方が辞めさせられたり、訴えた方へのプライバシーは守る云々のはずが明らかにバレているということも多々ありました 私もパワハラ受けましたけどメンタルは鍛えられました 身体を壊しましたが今は怖いものがないですね セクハラも少なからずありましたね 私は酒は飲まないので、トラブルまではいかないというか多少触られたとか背後から抱きつかれた程度です 得意先の忘年会で、他社の女MRが飲み過ぎて、皿は割るし、その場でゲ◯を撒き散らし、医師の服も汚したとかで後日謝罪、クリーニング代持参したとかいうのもありました 私は帰ったあとで被害なしでした 古き良き時代?ですかね 私の思い出話ですみません MRに戻りたいかと言われたらもう無理なんですが、やはりMRの方々は個性的な方が多く、毎日大笑いしていましたが、今はほんとうにつまらない毎日です たまに仲良かった同僚に電話して笑いをもらっています 取り留めない話ですみません MRとは程遠い環境で生活してるのでついつい調子にのりました
コメントありがとうございます。
あの時代は「こんな世界があるなんて終わっている。」と私も感じていました。
そして振り返ると、あの時代を経験した事によって鍛えられた事も多いと思います。
そう考えると今は、本当に働きやすい環境になったと思います。