みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
皆さんに質問です。
1日何人の医者と面会していますか??
担当施設やエリアによって大きく異なるとは思うけど、今日はMRのメインの仕事である「医者との面会」について書いていきますね。
昨今の訪問規制で明らかに10年前と比べて医者との面談数は落ちている
10年前と比べて今は医療機関の訪問規制は明らかに厳しくなっているわよね。
都心部の病院で訪問規制が無い施設なんてほとんど存在しないんじゃないかしら。
完全アポイント制の病院も増えているし、病院に入るのも厳しく管理されているわよね。
訪問規制が増えている以上、面会数が落ちるのは仕方ないわよね。
少し前になるけど2015年にMR認定センターが纏めた「 MR活動意識調査報告書 」では1日の面会数はこんな感じよ。
(N=12,231人 MR活動意識調査報告書 より)
今から3年前であれば1日5人〜9人の面会が全体の50%超ともっとも多い。
でも完全アポイント施設しか担当していないMRが1日9人面談するのはかなりハードル高いと思うわ。
10年前は会社からGP担当者10名/日、HP担当者25人/日の面談を設定されていた
10年前に勤務していた製薬会社では、このように1日の面会医師数を設定されていたわ。
開業医(GP)担当MRは10人/日
病院(HP)担当MRは25人/日
当時、私は、ある大学病院を担当していて日報システムに入力するのがとても大変だったと記憶しているわ。
確かに25名くらいは簡単に会えていた。
朝・・・7時に医局の入り口に立って出勤してくる医者に「おはようございます」と挨拶
昼・・・午前の外来が終わって診察室から医局に戻る医者を待ち伏せ面談
午後・・・医局に入室して暇そうな医者を捕まえて面談
夕方・・・当直も無く帰る医者に「お疲れ様でした」と挨拶
夜・・・当直の医者の暇つぶしに付き合う(プレステの対戦相手)
こんな感じで医者と面会する機会は本当に多かったと思うわ。
ただ、当時は生活習慣病っていうのもあったけど医者と会っては、いるが薬の話をする機会は多くなかった気がする。。。
2018年現在の1日面談数は3人〜4人くらいだと思う
私が現在、担当している施設は全て完全アポイント制。
守衛室でアポイントの旨を伝えると本当にアポがあるのかを、警備員が医者にその場で電話。
アポがある事が確認取れればキーカードがもらえるってシステム。
しかも、入室時刻を記入するので戻ってくるのが遅いと電話が掛かってくる。
病院に入っている時に、アポの無い医者に話しかけているのがバレたら1ヶ月の出入り禁止。
関係のない診療科の偏屈な医者が離れた所から見ていて、アポなしで話掛けているMRを薬剤部にチクるのよ。
これで出入り禁止になっているメーカーが本当に多いわ。
ここまで、厳密にMR活動を管理されてしまうと1日25人の面談なんて絶対に不可能よ。
今日はめちゃくちゃ働いたと思った日でも4人くらいの面会って言うのが現状だと思う。
でも、開業医担当は10年前と現在では大差はないんじゃないかしら。
クリニックは管理者が、医者自身だもんね。
訪問規制が厳しくなって生活習慣病MRのアポ取りが更に難しくなった
オンコロジーMRのような専門MRであれば、医療機関から問い合わせをもらうケースや、文献ベース(依頼ベース)の面会が出来るので比較的アポイントを取る要件が見つけやすい。
でも生活習慣病MRってアポイントのネタが無いって嘆いていたわ。
薬剤の情報提供は新発売でもない限りニーズはない。
新しいデータも出てこない。
何をネタでアポイント依頼をしていいのか分からないって言っていたわ。
生活習慣病MRって、やっぱり医療機関から必要とされるケースが少ないし充実感や達成感は専門MRに比べて少ないんだと思う。
まとめ
10年前に比べて確実に医者との面会数は減少しているわよね。
完全アポイント制の施設しか持っていないと最低週に1回は病院に入れない日も出てくる。
逆にメールでやり取りする機会は格段に増えたから効率的になったとも考えられる。
いずれにしろ気軽に会えなくなってきている現状で生活習慣病担当MRは大変さが年々増してくると思う。
生活習慣病MRはスキルとして評価されないばかりでなく、アポイントも取りずらいし、月末の数字の前借り(数字の詰め)をしたり大変だと思う。
そんな毎日に不安や不満を感じている生活習慣病MRさんがいたら早めに専門領域にチャレンジする事をおすすします。
まずは情報収集から。
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ゆってぃー様
いつも楽しくブログを拝見しております。
確かに少し前までは1日の面談Dr.数って
追われてましたね
実際、今はアポイント先ばかりで1日で4人会えば確かに仕事したって感じはします。オンコロジーMRになってからは量より質を意識して一回のアポイント面談で最大の成果を出すように心掛けてます。オンコロジーだと副作用報告の追跡調査や副作用マネジメントの提案でアポイントももらえやすいですし(これが一番大切な仕事だと思ってます)、そういう場だとこちらの治療提案も受け入れてもらいやすいのではないでしょうか。空いた時間に英語の勉強や文献読んだり、自己啓発の時間にあてたり〟そういう働き方で今の時代はいいのかなって思ってます。
訪問規制や情報提供のあり方が変わっていく中で、いかに成果を出すか。MRに限りませんが常に考えながら仕事しないといけませんよね。
OKMRさん
コメントありがとうございます。
面談が難しくなっているからこそ、メールでのやり取りが大切になってくるし、1回1回のアポイント面談が大切になっていくと思います。
暇だな〜って駐車場でネットサーフィンしてばかりでは、ダメ人間になっていきますよね。
空いた時間で何が出来るのか?を常に考えながら日々過ごしていかないといけませんよね。
そのような意味でもMRは自己管理力が試される仕事だと思います。
ゆってぃー様
いつもブログを楽しみにしております。
質問なんですが、銀行口座はどのように振り分けていますか?差し支えなければ教えていただきたいです。
メッセージありがとうございます。
銀行口座というのは、給料口座と経費口座、貯金口座という解釈で宜しいでしょうか??
結論としては分けておらず、お金の流れが正確な把握出来ておりません…
先日、お金のパーソナルトレーニングという無料セミナーに参加した際に、お金の流れを把握する事はとても大切と学びました。
今後は口座管理していこうと考えてます。