みなさん、こんにちわ。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
色々な所で「MR不要論」が唱えられ、多くの企業がMRの早期退職などのリストラが実施している事はみなさんもご存知な事よね。
正社員のMRを減らして、CSO(コントラクト)MRを増やして人件費を浮かせる戦略から今後はCSO -MRが増えていく事が予測されていたわ。
でも現実は両方減っている。
今日はその事について書いていくわね。
CSO協会が4月11日にCSO -MR減少を発表
CSO協会がCSO -MRの実態調査の詳細結果を発表したわよ。
17年10月時点のCSO -MR数については、前年比マイナス9.5%(▲367人)の3515人に減少したと発表。
2011年に発足したCSO協会は当初、CSO -MRの人数は2015年には5,000人と言っていたけど現実はかなり乖離があるわよね。
CSO -MRの人数は2014年の4148人がピークで一度も5,000人に届いていないんだから。
そもそも、2015年には5000人にすると言っていたのにも関わらず2017年は3500人って30%も見積もりを誤っているのよね。
そんなポンコツな予定しか、建てれないCSO協会が「2022年には6000人以上にするぜ!」って会見しているの。
誰が信じるのかしら。
CSO(コントラクト)MRは今のビジネスモデルにマッチした業態だと思っていたけど、そうでもないかもね。
製薬企業にとってMRの人件費ってご存知の通り滅茶苦茶高いのよね。
特に40歳以上のMRになると年収1000万円なんて当たり前だし、充実した福利厚生を用意しなければならない。
そして60歳になったら莫大な退職金のお土産まで待たせてあげて、やっと退職でしょ。
そのコストに見合う利益を出してくれれば良いけど、20代30代MRに比べれば活動量が絶対に落ちる。
生活習慣病MRであれば尚更、専門的な活動を必要としないんだからベテランMRは不要よね。
そんな燃費の悪い正社員MRを雇い続けるなら、コントラクトMRを使った方がリーズナブルだしフットワーク軽い若いMRを使い続けられるから良いわよね。
そんな観点から今後はCSO–MRが増えていく事が10年くらい前から言われ続けていたわ。
でも現実はCSO−MRはここ5年増えてなく減っている。
これは、私達が予想しているよりも、はるかに製薬業界の人員削減が深刻である事を意味しているって事ね。
正社員MRどころかCSO−MRですら今後は必要としない時代に進んでいる事の証よね。
世界でも日本でも最大のクインタイルズ(現IQVIA)の状況を見ても明らか
過去記事にしているけど、最大手のクインタイルズがこの1年中途採用していないだから驚きよね。
クインタイルズの社長だった清水昇さんも突然、2018年の3月末で退職したわよね。
退職理由は「一身上の都合」
清水さんは元々、外資コンサル出身で企業経営のスペシャリストだった人よ。
その経営のスペシャリストが「もうクインタイルズの経営したくない!」って言ったんでしょ。
雲行き怪しいわよね。
雲行き怪しいなら異業種からMRになるときにCSO -MRは避けたほうが良い?
その答えは「No!」よ。
今は製薬会社で異業種募集何てやっていないし、当面はやらないと思う。
異業種からMRをする為にはCSO -MRになる事が最も最短で確実な方法と言えるわ。
異業種からCSO -MRになってそこで経験を積んで、製薬会社(専門領域)にまた転職するっていうのが、一番賢いステップだと思う。
異業種でMRを目指す人もCSO–MRで製薬会社MRを目指す人も常に最新の求人を抑えておく必要はあるわね。
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まとめ
成長が見込まれていたCSO(コントラクト)MRも今は厳しい状況よ。
今自分がどのような立ち位置にいて、そこにいるとどのようなリスクがあるのか、そのリスクを回避する為にはどのような選択をしなければならないのかを常に考えて行かないと後悔するわよ。
自分にとって不都合な事が起きてからでは、遅いのよ。
病気と一緒よ。
風邪をひいてから病院に行って風邪薬を飲んでも所詮、対処療法でしかない。
風邪をひいている期間は辛いし、仕事を休まなくてならないし、治療費がかかる。
だったら、風邪引きそうなら「マスクをしよう」「バランス良い食事をしよう」と予防的に行動をした方が結果は絶対に良い。
みさなんも風邪を引かないようにね。
CSOの某リーディングカンパニーのMRですが、PJも激減で苦しい状況です。
早くメーカーに行けるよう頑張ります。
たかしさん
メッセージありがとうございます。
私は現在4名のCSOMRも絶賛転職活動サポート中よ。
1人は先日、メーカー転職成功したわ。
CSOはプロジェクトの期間の問題やメーカーの壁など障壁多いわよね。
タイミングを逃さず常に最新の転職情報を収集してね。
何か不明な事や不安があったらいつでも連絡してきてね。
いつもブログ楽しみに見ています。
現在CSOで働いている28歳の女です。
女性だからとメーカーに転籍することが不利になることはありますでしょうか。
もちろん人間性や実力があることが大前提であるのは理解しております。
よろしくお願い致します。
これかれもブログの更新楽しみにしています。
いぬさん
メッセージありがとうございます。
CSOからメーカーに転職する際に女性が不利かどうかだけど、不利になる事はないわよ。
新卒の男女比率は5:5だけれども30代の女性MRってどの企業も少ないのが現状よ。
30代の女性MRは管理職候補になるから、28歳のいぬさんはメーカーとしては採用したい年齢と思って良いわ。
一昔前は20代後半くらいだと、すぐに結婚しても退職するのではと思われていたけど、現在はそんな事は思われないわ。
逆に20代後半の女性がアクティブに転職活動している事自体が評価ポイントになるわよ。(この人は、結婚して辞めるような
人ではなく、キャリアアップを目指しんいるんだ!と思われる)
ただ最近、色々な人達の転職サポートしているけど、7年8年前に比べるとだいぶ、厳しくなってきているわ。
特にCSOからメーカーに転職するケースは難易度が上がっていると思う。
CSOからプロジェクト先の製薬企業に転職出来れば一番良いんだけど、通常の転職活動をするのであれば充分な準備が必要よ。
書類作成(職務経歴書)と面接対策を充分にする事をお勧めするわ。
自分一人で準備するのには限界があるから転職エージェントの活用は必須よ。
私で何かお手伝い出来ることがあれば気軽に相談してきてね。
丁寧なご返信ありがとうございます。
不利にならないこと、むしろ能力があれば20代後半でも歓迎されることを聞き少し安心しました。
行きたいと思うメーカーに行けるように頑張りたいと思います。
ありがとうございます。