みなさん、こんにちわ。
現役オンコロジー(抗がん剤)専門MRのゆってぃーよ。
MRの皆さん!
財務省にMRが楽な仕事だってバレているわよ。
今日は先日、ミクスOnlineで掲載されていた記事について考えていくわね。
財務省 MRの待ち時間や雑務の多さを指摘
財務省は10月25日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、MRについて「医師5人に対して1人のMRによる営業が行われ、待ち時間や雑務が多いとの調査結果がある」と指摘した。
製薬企業の収益についても、薬価制度をはじめとした、いわゆる“財政措置”のみに頼るのではなく、研究開発環境の改善や創薬コスト低減を進めるほか、再編による規模拡大や強みのある疾患領域に特化するなど、産業構造の転換を求めた。
製薬企業の費用構造について財務省は、医薬品産業の営業利益率が他産業に比べて高いことを指摘した。その上で、MR業務に要する時間や財務などを比較。職種別の週間労働時間と業務内容の内訳(リクルートワークス研究所調べ)をみると、全産業の本来業務時間が全体の74.3%、待ち時間が7.8%に対し、製薬産業の営業は、本来業務が58.9%、待ち時間が21.1%と、圧倒的に待ち時間の割合が高率との結果を紹介した。
(ミクスOnlineより)
分かりやすく言えば、お国から
・MRの人数多すぎでしょ。
・毎年の薬価改定反対とかほざく前に企業体質改めろよ
・MRの仕事の21%が待ち時間って、しっかり働けよ
って会議で言われたのよ。
個人的にはMRの仕事の70%くらいは病院の廊下に立たされているだけど思うけど
みんなが分かっていたけど黙認されていた事
MRがこんなに人数いらないし、病院の廊下で立っているだけなんだから仕事楽すぎでしょって事はみんな分かっていたわ。
分かっていたけど、口にしてこなかった事柄を、今回の財政制度等審議会で財務省に指摘されたって事が重要よね。
この流れで財務省や厚生労働書などからの指摘が続いてくれば、確実にMRの削減に拍車がかかるわ。
だって日本国内だけの話でいれば製薬会社の売り上げの70%は税金から得ているのよね。
(医療用医薬品は3割の自己負担で7割は税金で賄われているんだから)
そういう意味では、MRの人数が減れば、税金の軽減にも繋がるって事でしょ。
日本のDrの人数とMRの人数のバランズが歪なのよ。
Dr5人に対してMR1人って、そんなに必要ないでしょ。
全く、その通りよね。
以前からずっと言われているMR削減はいよいよ本格始動していくと思うわ。
削減対象MRにならないためには
MRという職業がなくなる事はないと思うわ。
でもこの人数は明らかに不要。
製薬会社の利益の70%は税金なんだから。
お分かりだと思うけど、生活習慣病MRと開業医しか経験のないMRは絶対に不必要MRになるわ。
MRの中でも専門性を極めていかないと、本当に厳しい時代に突入するわよ。
最低でも専門領域(オンコロジー、希少疾病など)を大学病院で担当くらいしておかないと大変な事になるわ。
まとめ
みんな分かってたけどMRが楽な仕事で高給もらって、その給料の70%は税金っておかしいだろうって、お国にとうとう指摘し始められてきたわ。
こうなってきたら、今のままMRが存続するとは思えないから、現役MRの皆さんは将来に備えて準備が必要ね。
オンコロジーを経験していたら安泰とは思えないけど、どんなに優秀なMRでも生活習慣病を開業医でしか担当した事がないMRは絶体絶命よ。
あなたは大丈夫?