みなさん、こんにちわ。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
私の友人でバイオベンチャーMRをしている人は何人かいるわ。
実際、私もバイオベンチャーを受験して内定出した経験もある。
今日はバイオベンチャーの転職を応援すると同時にバイオベンチャーを名乗った、ただただヤバイ草製薬企業が混ざっているので注意喚起をしていくわよ。
知識なく飛び込むと、こんな感じになりかねないわよ。
年収1,000万円の大手製薬会社MRと年収1,500万円のバイオベンチャーMRの求人があったらどっちが収入高いと思う?
バイオベンチャーはリスクはあるけど、リターンも大きいのは事実
セルジーンやバイオジェンなどが有名なバイオベンチャーよね。
製品としても唯一無二の薬剤でその疾患においては絶対に欠かす事の出来ない素晴らしい薬剤が取り扱える。
福利厚生もしっかりしていて、なんて言ってもストックオプションも貰えるから、トータル年収はかなり高くなるわよね。
また会社が小さい時に入社しているから、会社が大きく成長するタイミングで要職につける確率、可能性も高まるわね。
その疾患において唯一無二の薬剤が取り扱えるって事は、かなり遣り甲斐があると思うわ。
医療機関からもMRの情報提供は絶対に歓迎される。
年収+福利厚生+ストックオプションでトータル収入が軽く2,000万円を超えるなんてよく聞く話よ。
これらを見据えて、30代中盤までならチャレンジしてみたいと私は思う。
バイオベンチャーにチャレンジする前に考えるリスク
開発品も含めて製品ラインナップが少ないので、今は良いけど10年後の将来は見えずらいわ。
希少疾病の薬剤って患者数が少ないので発売前の臨床試験のn(人数)が少ないのよ。
って事は未知の副作用が出て発売中止なんて可能性も0%じゃないわ。
組織として小さい(未熟)なので、急な方針変更なんてざらにある。
ストックオプション中止や販売目標を急に高く設定してインセンティブが取りずらくなるなど、当初の提示された年収よりも下がる事も良くある話。
そしてなんていっても買収リスクよ。
せっかく、サノフィや武田薬品からバイオベンチャーに転職しても出戻りするって結果になるわよ。
これらのリスクを理解して、専門性の追求や大幅な収入アップを狙ってバイオベンチャーに転職するのはアリだと思う。
バイオベンチャーは給料が高くて、抜群の製品力がある会社ばかりでなく、ただの弱小草製薬会社も存在する事を理解するべき
バイオベンチャーって言えば聞こえが良いけど、会社によっては製品力もない、見かけの年収だけ高くして福利厚生が壊滅的なヤバい会社も存在するのよ。
分かりやすく言えば、歴史がなく、製品力もなく、年収も低い規模の小さな製薬会社って事よ。
みなさんのご存知の国内企業にもあるでしょ。
「この会社何売っているの?給料も安そうだし何か可哀想」って会社。
そんな感じのバイオベンチャーを名乗った弱小草製薬会社も存在するから注意が必要よ。
バイオベンチャーと弱小草製薬会社を見極める大事な2つのポイント
①年収だけでなく、詳細な福利厚生を確認する。
その福利厚生が年収に換算すると、いくらのインパクトがあるのかを数値化する必要があるわ。
当然、福利厚生は現金の支給ではないので非課税のインパクトである事も理解する。
退職金すら用意出来ない自称バイオベンチャーの草製薬会社って本当に存在するから。
②製品の価値を充分に確認する。
大前提として日本において発売されていれば「厚生労働省お墨付きの効果がある素晴らしい薬」なのよ。
ただ発売できれば全てが唯一無二の欠かす事の出来ない薬って訳ではないわ。
現在はGoogleで検索すれば簡単に海外や日本のガイドラインが確認出来るし、専門家の意見なども容易に調べる事は出来るわ。
それだけでなく、そのバイオベンチャーが持っている薬剤の適応症で他社が発売しているのか?なども事前に充分に確認する必要がある。
後は稀にバイオベンチャーを名乗っているのに痛み止めなど市中病院でも当たり前に使われる薬剤を担当させられる事もあるのよ。
こんなのバイオベンチャーでも何でもなく、ただの零細草製薬会社の何者でもないわ。
この大事な2つのポイントを確認して、それでも絶対にチャレンジすべきと判断出来るバイベンチャーであれば応募する価値あると思うわ。
まとめ
私は過去バイオベンチャー企業にチャレンジした経験があるわ。
内定いただいたけど、勤務地と希望年収が合わず辞退したの。
バイオベンチャーの可能性とやり甲斐はとてもあると思うわ。
リスクを理解した上でチャレンジする事はアリだと思う。
でもね、バイオベンチャーを名乗った零細草製薬会社も存在するから、しっかり見極めてね。
①福利厚生を含めた総合年収
②製品力をガイドラインや専門医の評価から確認する。もちろん競合品もね。
間違っても痛み止めなどの市中病院で使われる薬剤を担当させられるような事だけは無いようにね。
バイオベンチャーの求人は少ないから、常にエージェントとのコンタクトは必須よ。
頑張ってみてね。
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